【2019参院選】加藤綾子キャスターがみたシングルマザーのリアル…仕事と子育ての狭間で揺れる思い

カテゴリ:国内

  • 加藤綾子キャスターと同世代の子育てママの悩みとは?
  • 3人の子育てに奮闘するシングルマザーに加藤が聞いた
  • 参院選に向けた子育て支援に関する各党の公約を比較

7月21日の投開票まで残り4日となった参議院選挙。

今回の選挙では消費税引き上げの是非や年金、憲法改正などさまざまな政策や課題をめぐり論戦が繰り広げられているが、今回は我々の生活にとって身近な子育てに注目。

お母さんたちは今、何に悩み何を必要としているのか。3人の子育てに奮闘するシングルマザーを取材した。

加藤キャスターと同世代のママが政治に求めるもの…

加藤キャスターと同世代の子育てママたちに聞いた。

ずばり今、政治に求めることはなんなのか?

子育てママ(36歳 待機児童の1歳児):
(保育園の)数が増えればいいとうわけではないので行きたいところ(保育園)に行けるように…

子育てママ(38歳 4歳児)
男性も有休や育休が取りやすい皆が子供の行事に参加できるシステムだったらいい

子育てママ(37歳 保育園の2歳児)
じいじとばあばがもう少し近くにいれば…サザエさんみたいな感じで子育てできたらいいなと常々思っています

ーー選挙に興味はありますか

子育てママ(37歳 保育園の2歳児)
正直そっちを考える余裕はないって感じですね。日々の生活でいっぱいっぱいで…

子育てママ(32歳 5歳児と2歳児)
一時保育とかもいつも満員の状態がずっと続いているので、保育士が足りていないんじゃないですか

参院選の重要な焦点の1つ子育て支援…子育てママたちからはさまざまな声が上がった。

3人の子育て中のシングルマザーを取材

加藤綾子キャスター:
はじめまして。よろしくお願いします。かわいい。3人のお子さん

訪ねたのは東京都内のアパートで暮らす34歳のシングルマザー西野栄子さん。
しっかり者の長女・水悠ちゃん。マイペースな次女・莉愛ちゃん。ママに甘えたい盛りの長男健琉くん。この3人を女手ひとつで育てている。

加藤綾子キャスター:
大変だと思うことはありますか?

西野栄子さん:
子供一人一人の時間がとれないので、寂しい思いをさせていたりするのかなって…

平日の朝8時から夕方の5時までは訪問看護のパート勤務。仕事が終わると、保育園に通う健琉君を迎えに行ってすぐに夕食の支度にとりかかる。

西野栄子さん:
だいたい朝に準備するものは準備して帰ってきたらすぐご飯にできるように。

この日は午後6時ごろになって上の2人が習い事から帰宅。すると…

長女・水悠ちゃん:
ねぇねぇお母さん今日のご飯チャーハンと餃子だよね

次女・莉愛ちゃん:
ねぇママ洗濯入れるやつがない

長男・健琉くん
ママ―!

西野栄子さん
何?

甘えたいさかりの健琉くんはママに鉄棒ができるところをみてもらいたかったようだ。

西野栄子さん
あーすごいじゃん

どんなに忙しくても夕食はそろって食べるというのが西野家のルールだ。

家族だんらんの時間を作るために長女・水悠ちゃんも家事を手伝ってくれている。

長女・水悠ちゃん:
寂しいって言ってもママが寂しくなる。ママお洗濯終わったよって言うと偉いじゃんって言われる。嬉しい。

意外と知られていないNPO団体の育児支援とは?

実は西野さん、育児にかかる費用を少しでも抑えるためにNPO団体の食糧支援を活用している。

西野栄子さん:
一番助かるのがお米ですかね

加藤綾子
へぇー!2kg

西野栄子さん:
シリアルだったり、調味料も醤油とか…

加藤綾子
へぇーおだしとかそういうものも…

区からは子ども3人分の児童手当や児童育成手当など、ひと月あたり約7万5000円を受給している。

日々の生活費のやりくりはできているというが…。

西野栄子さん:
先の事ですね漠然と先が不安です。今はがむしゃらにやっているところがあるので

加藤綾子キャスター:
厳しいと思うときもありますか?

西野栄子さん:
これから大きくなって中学生、高校生になったら結構お金がかかってくると思う。

仮に小学校から大学まで全て公立に通ったとしても子ども1人につき少なくとも800万円の費用がかかるとされている。

3人の子どもを育てる西野さんの心は家族の将来と現実のはざまで揺れている。

西野栄子さん:
お金のことを考えるとフルで働きたいけど子供が病気をしたときにお休みがもらえなかったり、やっぱり子供が小さいときはそばにいたいです。これから子供たちがもうすこし住みやすい。私たちも働きやすい環境になってくれればいいかなと思っています

各党の子育てに関するの主張とは

加藤綾子キャスター:
今回取材した西野さんは3人の子どもを育てるシングルマザーだったんですが、選挙より日々の生活に追われていて政治に対する期待はあまりなかったように感じられました。しかし将来フルタイムで働くことができるのか?いくらぐらいお金がかかるのか?こうした漠然とした不安を抱えていました。多くの働くお母さんの実態だと思います。

それでは、子育てに頑張るお母さんを、政治はどう応援してくれるのか各党の主張です。

自民:待機児童解消・幼保無償化(0~2歳は住民税非課税世帯)・高等教育無償化(低所得世帯)
立憲:待機児童解消・保育の質の向上・国立大学の授業料を半額程度に
共産:待機児童解消・幼保無償化・大学等の授業料を速やかに半分にし無償化
社民:待機児童解消・児童手当の拡充・こどもの医療費を国庫負担による無償化
公明:待機児童解消・幼保無償化・高校・大学の教育費負担軽減
国民:待機児童解消・幼保無償化・児童手当を18歳まで延長
維新:待機児童解消・幼保無償化・教育完全無償化


加藤綾子キャスター:
まず待機児童解消についてですがこれについては全ての党が、公約として掲げています。更に、幼児教育保育の無償化についても実は、ほとんどの党が公約として掲げているんです

加藤綾子キャスター:
ただ、そのほかの負担軽減策については高校・大学の教育費の無償化児童手当の延長新たな税制度の導入など各党で特色のある政策が並んでいます。

加藤綾子キャスター:
お母さんたちの今と将来への不安を解消するために政治でしか変えられないこともあります。自分にとってどんな支援が必要なのか。またその政策は本当に実現可能なのか。ご自身の目で見極めて21日には、ぜひ投票所へ足を運んでください。

(Live News it! 7月17日放送より)

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