兵器に転用可能…韓国「不正輸出リスト」を独自入手! サリンやVXの原材料も第三国に

カテゴリ:ワールド

  • 国際的に厳しく規制されている物資が韓国から不正に輸出?
  • サリンやVXの原材料も含まれ北朝鮮などに流れた可能性も
  • 「韓国はホワイト国(安全保障上の友好国)ではないのでは」

生物化学兵器に転用可能な物資を不正に輸出!

FNNが韓国政府作成の「不正輸出」リストを独自入手した。

リストによると兵器に転用可能な物資が第三国に不正に輸出されていたことが判明。2015年から2019年3月にかけて、韓国から無許可で輸出された案件は156件に上っている。

このリストを日本語に翻訳してみると、核兵器や生物化学兵器に転用される恐れがあるとして、国際社会が厳しく統制・監視している物資が掲載されていることがわかる。

例えば、2017年10月、韓国のD社パキスタン、マレーシア、中国、シンガポールに輸出した「ジイソプロピルアミン」という物資。これは、化学兵器に転用可能だという。

国連安保理 北朝鮮制裁委 古川勝久元パネル委員 ;
ジイソプロピルアミン
は、科学関連の物資を管理する国際レジウムで規制されてる化学品。具体的にはVXの原材料としても使用されている

神経剤VXは、おととしマレーシアのクアラルンプール空港で起きた、金正恩委員長の兄・金正男氏の殺害にも使われた

さらに、7月から輸出管理の優遇措置が撤廃された3品目の1つ「フッ化水素」も不正輸出のリストに…

2017年12月に、韓国のG社からベトナムへ。2019年1月に韓国のS社からUAE=アラブ首長国連邦へ輸出されている。

国連安保理 北朝鮮制裁委 古川勝久元パネル委員 ;
フッ化水素
は化学兵器の中でもサリンなどの神経剤の原材料になるとして輸出管理・規制がされている

さらに、中国に不正輸出されたジルコニウムという物資は、核燃料棒を覆う被覆管の原料になるという。

「韓国はホワイト国として扱えるのか」

国連安保理 北朝鮮制裁委 古川勝久元パネル委員 ;
北朝鮮とか、イランとか、そういったところに流れていった可能性は十分考えられるので、韓国政府は調べないといけないですが、そこまでやっているのかどうか、非常に疑問に思われる

このリストで明らかになった実態を受け、古川氏は「韓国をホワイト国(=安全保障上の友好国で輸出上の手続きを簡素化して優遇する国)として扱うのは難しいのではないか」ともコメントしている。

7月9日、スイスで行われたWTO=世界貿易機構の理事会で、日本の措置について改めて撤回を要求した韓国。

文在寅大統領は7月10日「サムスングループ」や「SKグループ」など、韓国の財閥や大企業30社のトップらと緊急の意見交換を行い、今後の対応を協議した。

韓国・文在寅大統領;
我が政府は、日本の不当な輸出制限措置の撤回と対応策の用意に非常な覚悟で臨んでいます

今回のFNNの報道について、韓国大統領府の関係者は「内容を把握していません」とコメントしている。

(Live News it! 7月10日放送より)

Live News it!の他の記事