コンビニ2社がスマホ決済サービスを開始

突然だが、7月1日から大手コンビニでお得な新サービスが始まるのをご存知だろうか?
その新サービスとは「スマホ決済アプリ」だ。
「スマホ決済」の方法は、まずスマホから専用のアプリをダウンロードして、銀行口座など個人情報を入力する。

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次に、使いたい金額を入力すればチャージ完了。スマホで買い物が出来るという財布いらずの「キャッシュレス決済」サービスだ。

支払額の最大20パーセントがポイント還元

まずは日本一の店舗数を誇るセブンイレブンではどのようなサービスを受けることできるのだろうか。

セブンイレブンでは2018年、100億円還元サービスで話題となった「ペイペイ」など、5社のスマホ決済アプリで支払いが可能となった。
では、何がお得なのか?専門家に聞いてみた。

消費生活ジャーナリスト「岩田昭男」氏:
7月11日~21日の期間中に対象の「Pay Pay」「LINE Pay」「mPay」の3社でスマホ決済すると支払額の最大20%分がポイントで還元されます。

還元されたポイントはのセブンイレブンの店舗はもちろん3社が提携しているスーパーや家電量販店などでも利用することができる。

またセブンイレブン独自に、入会費無料のスマホ決済アプリ「セブンペイ」を、7月1日からスタートする。
還元率は200円で1ポイントだが、キャンペーン中に登録すると7月1日~10日の間、おにぎりなどの無料クーポンを貰うことができる。

アプリにチャージするだけでチャージ金額の最大15パーセントがポイント還元

一方、7月1日から入会費無料のアプリ「ファミペイ」を開始するファミリーマートではどのようなサービスを受けることができるのだろう。

なんと、7月中は「ファミペイ」にチャージすると買い物をしなくても、チャージした金額の最大15%がポイント還元される。

さらにサービス開始の「ウェルカムクーポン」として、「ファミペイ」に登録した人全員に、ファミチキなど人気商品の引換券がプレゼントされる。
2020年の2月末までに最大88億円を消費者に還元する、とファミリーマートは明言している。

スマホ決済始めるなら今がお得

コンビニ各社が、赤字覚悟ともいえるキャンペーンを打ってまで続々とスマホ決済アプリを導入する理由を専門家はこう指摘する。
消費生活ジャーナリスト 岩田昭男氏:
2018年「Pay Pay」が非常に人気になったことにより、スマホ決済アプリの参入企業が増えました。
今スマホ決済アプリは乱立状態にあります。各社とも生き残りをかけて、どの企業も必死にキャンペーンを行っているということです。
スマホ決済に加入するならサービス合戦が行われているいまが絶対にお得です。
永遠にこんな何十億も投資するサービスが続くとは思えないので。

消費者だけでなく店側にもメリットが...

岩田氏によれば、コンビニにとってはスマホ決済を取り入れる事により消費者の購買データを集約することができる上に人手不足の解消につながるというメリットがあるという事で、今後もスマホ決済は増えると予想している。

(「めざましテレビ」7月1日放送分より)

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