「立ち食いでギョーザ」
中華料理チェーン「餃子の王将」が27日、東京・秋葉原でオープンしたのは、「立ち食い形式」で食べられるお店。
この記事の画像(5枚)香ばしく焼けたギョーザ、サクサクのかき揚げがのったラーメン…など注文が相次いでいた。
この店は、店舗面積がわずか14坪ほどしかないため、厨房にはコンロが設置されていない。
そのため、調理に手間がかかるメニューをなくし、提供時間が早いオリジナルメニューなど、約10品に限定した。
例えば、看板メニューのギョーザは、6割ほどにサイズを小さくすることで、通常のものより半分以下の時間で提供する。
訪れた人は「料理の提供が驚くほど早かった。昼の休憩時間でも全然問題なく食べて戻れる」と笑顔で話した。
午前6時から深夜1時まで営業
また、営業時間を午前6時から深夜1時までに設定することで、ランチ休憩はもちろん、出勤前の朝食、飲み会後の締めといったさまざまなニーズにも対応する。
王将フードサービスの渡邊直人代表取締役社長:
お目覚めからお休みの時間まで、全てをターゲットの時間として、利用してもらえる。回転率は1時間に2回転くらいを一般の店は考えているが、新店舗は3回転4回転という計画を持っている。
立ち食いならではの素早く提供できるメニューや営業時間。新業態で高い回転率を目指す。
渡邊直人代表取締役社長:
まだまだ関東地区(165店舗)は、関西地区(355店舗)の半分くらいの店しかない。狭い立地でも、何とか出店できないかということで、ふと浮かんだのが、立ち食いそば屋さん。できれば50軒100軒と展開できればいい。
(「Live News α」6月27日放送分)