感謝と復興の天ぷら
からりと香ばしい天ぷら!
この記事の画像(11枚)西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町のうどん店「さるや」が被災から1年に合わせ、支えてくれた人たちに新しい天ぷらメニューで感謝の気持ちを伝える。
さるや店主 柴田勇樹さん:
鶏を使った料理を出したらどうですかと言われてそれいいなという話になり、7月6日と7日、鶏天を皆さんに限定で振る舞おうと。
さるや店主 柴田勇樹さん:
さるやなんで、とりとサルをかけて、災いを取り去る。とり、サルみたいな感じで(笑)
厄除けうどんには、店主・柴田さんの感謝の気持ちが込められた。
店も軌道に乗り、オープン7周年を迎えたばかりだった「さるや」は去年被災した。
絶望した柴田さんを奮起させたのは、常連客の声だった。
さるや店主 柴田勇樹さん:
うちのうどんが食べたいと言ってくれているので、お客さんのためにも早く再開できたらいいと思う
柴田さんは被災から3カ月後、水に浸かった自宅の庭で営業を再開した。本格的な店の再開のめどは立ってないが、被災者やボランティアにうどんを提供してきた。
さるや店主 柴田勇樹さん:
うどんを食べていただいて、元気を与える側になって、復興を目指してもっともっと頑張っていきます
感謝と復興の鶏天は7月6日と翌日の7日、うどんやそばを注文したそれぞれ限定30人に振る舞われる。
(岡山放送)