泥ダンゴが大変身!
皆さんの子供の頃、公園の砂場でどんな遊びをしただろうか。
山を作ったり、トンネルを作ったりといろいろあるが、丸めた砂に水を含ませて泥ダンゴを作った人も多いだろう。
そんな中、投稿された泥ダンゴの写真が、砂遊びのレベルをはるかに超えてクオリティが高すぎると話題になっている。
Twitterではビフォーアフター写真を掲載しているが、まずはビフォーの泥ダンゴ。
至って平凡な泥ダンゴである。我々が作っていたものと変わらないがどう変わるというのか。
驚きの変身を遂げたアフターがこちら。
いかがだろうか。まず驚きなのはピカピカツルツルのその光沢。
青みがかった色の球体がまるで宝石のような輝きを放ち、もはや我々がイメージする泥ダンゴというレベルではなくアートと言ってもいい。
「今日は泥団子作りの究極をキッズに見せてやりました。まじのビフォーアフター。弟子入りしたいと子供たちが集まり、気が大きくなりこう思いました。磨き続ければ泥も宝石のようになる。そういうことです。人生も。」
とのコメントとともに宝石のような泥ダンゴを投稿したのはNIHEIさん(@tondekefirebird)。
このツイートに「師匠弟子入りしたいです」や「まるでガラス玉ですね」とコメントが寄せられていて、6月13日時点で18万以上のいいねが付いている。
それにしても、どうやったらこんな泥ダンゴが作れるのか知りたいのでNIHEIさんに聞いてみた。
秘訣は根気よく磨くこと
ーーどのようにしたら宝石のような泥ダンゴになるのか?
私も職場の方から教わったので詳しくは覚えていないですが、あらかじめ用意した普通の泥ダンゴを丸く削り、それに石灰や色を混ぜて乾かし、削りの繰り返しです。
ーー宝石のような泥ダンゴを作るコツは?
根気よく磨くことです。
ーー何時間くらいかかったか?
乾かす時間を入れて6時間ほどかかりました。
ーーどのようにしてこのような青色を出す?
この色の出方は色の重ねる順番で、磨き方によっても大きく変わってきます。
ーー弟子入りしたいと子供たちが集まったとあるが、どのような状況でそうなったのか?
自分も子供たちと一緒に作っていて、子供たちがそれを見て集まってきました。
ーー普段から泥ダンゴを作ってる?
普段は作ってないです。
楽しければそれでいい
ーー話題になっていることについての受け止めは?
この光る泥ダンゴは昔からあるものなので、時代とタイミングが重なって話題を呼んでいるだけだと思います。先駆者の方の背景や、これができる文化も勉強し伝えられたらより深いものになると考えてます。
ーー宝石のような泥ダンゴ作りを通して子供達に伝えたいことは?
楽しければそれでいいと思います。
宝石のような泥ダンゴのさらに詳しい作り方は、7月27日と28日に浅草Buttobiで午前10時から開催されるワークショップで教えてもらえるという。(8月にも開催予定)
乾かす時間を入れて6時間もかかるということで根気がいる作業ではあるが、この泥ダンゴ作りは大人も子どもも楽しめそうだ。