元KAT-TUN 田口容疑者の勾留予想大ハズレ!? 裁判所は“人質司法”から脱却中?

カテゴリ:国内

  • 元KAT-TUN田口容疑者と小嶺容疑者の勾留20日間認められず13日間に
  • 検察や麻薬取締部の20日間勾留請求を裁判所が認めなかったワケとは?
  • 「長期勾留を避けよう」「人質司法の傾向をなくそう」裁判所の狙い

平松デスクが平アヤマリのワケは…

オオシバくん
元KAT-TUNの田口淳之介容疑者と小嶺麗奈容疑者の勾留延長が認められたんだってね?

平松デスク
あ~、その件だけど、恥ずかしながら、僕の予想は全く外れちゃったんだ

参照記事:田口容疑者だけではなかった 「大麻に抵抗感なし」の若者急増 “薬物のゲートウェイ”の恐怖

僕は、田口容疑者と小嶺容疑者について、勾留期間は、1勾留と2勾留合わせて、最大20日認められるだろう
そして6月12日に起訴され、翌13日か14日に保釈されるだろう。と予想していたんだ。
ところがフタを開けてみてビックリ!

最大の20日間勾留認められず13日間のみに

平松デスク
この2人の勾留期間は合わせて13日間しか認められず、6月5日が勾留期限となった。
と言うことは、余罪がなければ6月5日に起訴されて、本人たちが保釈を望んでいるならば、翌6日(木)か7日(金)に保釈される可能性が出てきたんだ。あの東京湾岸警察署から出て来るってこと。

オオシバくん
それってどういうことなの?

平松デスク
検察と麻薬取締部は田口容疑者と小嶺容疑者について、最大20日間かけて取り調べたいと勾留請求したんだけど、東京地裁がこれを認めなかったんだ

平松デスク
「20日間なんて長すぎる。13日程度で十分でしょう」と判断したということ。
2人とも所持も使用も認めているけど、入手ルートの解明などが必要でしょ?
それなのに勾留期間が7日間も短くされるなんて検察も麻薬取締部も驚いたんじゃないかな。

オオシバくん
なぜ勾留期間が短くされちゃったの?

日本の司法制度も変わり始めている?

平松デスク
それはずっと、この解説コーナーでも触れてきたけど、「長期勾留を避けよう」「人質司法の傾向をなくそう」という裁判所側の狙いがあるからなんだ。
日産ゴーン事件でも、特捜部の勾留延長が認められなかったり、ゴーン氏が否認している特別背任でも、あっさり保釈が認められたりしたでしょ。
そんなゴーン事件で起きたことが、元KAT-TUN田口事件でも起きたということ。

平松デスク
ただ、ゴーン事件は海外からの批判が集まったり、凄腕の弁護士さんが付いたりして世間の注目が集まり、裁判官もそれを気にして異例の判断を下したと見られてきたんだけど、田口事件でも、長期勾留・人質司法反対の判断が出たわけだから、もう異例でもなんでもないかもね。

オオシバくん
ふ~ん、そうなんだ。日本の司法制度も、本当に変わってきたんだね?

平松デスク
そうなるかもね。ただ1点危惧されることがある。
初犯とは言え、薬物事件の容疑者があっさり13日間の勾留で出てこられる。
公判でもほぼ間違いなく初犯だと執行猶予が付くんだよ。
刑務所には行かなくてもいいと言うこと。
そうなると薬物事件って「そんなに罪は重くないんだ」「そんなに悪いことじゃないんだ」という印象を与えかねないと思うんだけど、この点、裁判官の人たちはどう考えているんだろうか。心配だ…

【解説:フジテレビ 社会部 平松秀敏】

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