凶器は両手に持った刺身包丁2本 損傷程度と救急医療は? 登校中の小学生殺傷事件

カテゴリ:国内

  • 登校時間中の犯行・刃物2本所持から“計画的犯行”か
  • 江東病院の副院長が事件の状況を解説
  • 発症から1時間以内の搬送・処置が重要

28日午前7時45分ごろ、川崎市登戸の登戸第一公園付近でスクールバスを待っていた小学生の児童らが男に切りつけられ、女児1人が死亡、1人が心肺停止、15人がケガを負った。

刺した男は自分の首を切り、その後死亡した。

事件現場は・・・

木村キャスター:
午前7時45分頃の通勤通学のまっただ中に起きた事件ですが、JRと小田急の登戸駅の西側で起きました。
1日の利用客数は約24万人ということで多くの人が利用していることが分かりますが、犯行時間帯と犯人の状況について、どう見ますか。

フジテレビ社会部
青木良樹部長:

まず犯行時間ですが、登校中を狙っていること、刃物を2本を用意していることから計画的な犯行だということが推測できます。

また、スクールバスが到着する時間を狙っていることをみると、(男は)ある程度土地勘があり、この時間帯にバスが到着することを知った上で犯行に及んでいることが分かります。

事件発生直後の救急医療について、江東病院の三浦邦久副院長に話を聞いた。

江東病院
三浦邦久副院長:
こういう場合は発症から1時間以内に治療室に運ぶことで、生命を救えるかが多く変わります。

ーー新百合ヶ丘総合病院はどんな病院か
災害拠点病院で救急に特化しており、救急指導医も3名常勤をしている最新の医療も備えている病院になります。

ーーー犯人は刺身包丁2本で犯行に及んだとみられるが、推測される損傷は?
血管損傷になるとかなりの出血、動脈の出血だと適切な時間に搬送しないと亡くなってしまいます。
トリアージは緊迫した中で行われたと思います。

ーー現在の治療はどのような状況とみられるか?
生命に関わる呼吸・循環を維持するための治療を行っていると思います。
 
ーー複数の病院で搬送をわけて処置する理由は?
多くの傷病者については手術ができる病院を選定して搬送をしていると思います。
 
ーー刺身包丁2本で刺された場合、どういう処置に?
刺された部位によるが、深い部分まで刺されてしまうと肺で呼吸ができなくなることもあります。
また、血管が切られている場合は、血管を修復をする必要があります
 
ーー犠牲者は小さな子供だが?
これが小さなお子さんに刺さってしまった場合、生命に関わる致死的な傷になっていると推察できる。

(2019年5月28日 フジテレビ緊急報道特番より)