田口容疑者だけではなかった 「大麻に抵抗感なし」の若者急増 “薬物のゲートウェイ”の恐怖

カテゴリ:国内

  • 田口容疑者は、10年前から大麻を使用していた
  • 大麻での摘発は4年で倍増
  • 大麻を入り口にして大麻に戻る『大麻回帰』が急増

10年前から大麻を使用

オオシバくん:
元KAT-TUNの田口容疑者は、ずいぶん前から大麻を使っていたんだね。

平松デスク:
そうだね。10年前から大麻を使っていたと供述しているので、常習性は強いといえるね。
逮捕されたのが5月22日。
内縁関係にあるとみられる小嶺麗奈容疑者とともに、所持容疑を認めているとのこと。
田口容疑者は、大麻使用についても認めているようだから、まぁ、20日間の勾留が認められるでしょう。
そうなると、勾留期限は6月12日。
余罪がないようならば、その日に起訴されて、翌13日か、その翌日の14日に保釈されるかもね。
最近、起きている有名人の事件と、同じようなスケジュールになると思うよ。
全く良い傾向じゃないんだけど、あまりにも、有名人の薬物事件が多すぎて、当たり前になってきているのが怖いよね。

オオシバくん:
これからの捜査のポイントは、どうなってるの?

平松デスク:
そうだね、ありきたりの言い方だけど、大麻の入手経路じゃないかな。
この手の話は、だいたい有名人自らじゃなくて、その周辺にいる人が調達役だよね。
有名人本人は、顔が割れているから。
ピエール瀧被告もそうだったでしょ。
今回は、おそらく小嶺容疑者が、薬物を入手していたんじゃないかな。
ただ、容疑者、被告の供述から、薬物の入手先が明らかになることは稀だよ。
だって、そもそも誰から買ったか分からないケースや、報復を恐れて、正直に入手先を喋らないケースが大半さ。
さて、小嶺容疑者がどんな供述をするのやら・・・。

大麻の摘発者数が4年で倍増

ところで、最近『大麻回帰』という言葉をよく耳にしない?
かつて、大麻に嗜好していた連中が、一時期、危険ドラッグに手を染め、その後、警察が危険ドラッグに対する取り締まりを強化した結果、再び大麻に移行したことを『大麻回帰』と呼ぶんだよね。
ただ、『大麻回帰』では済まないぐらい、摘発件数が急増しているのさ。

オオシバくん:
どれくらい増えているの?

平松デスク:
薬物事件の摘発者数は、だいたい、毎年1万3000人前後なんだよ。
ところが、この中で大麻の摘発者数は去年が過去最多の3578人で、実は、この4年で倍増しているのさ。(28日、警察庁発表)

警察庁発表

薬物事件全体の数が変わらないのに、大麻だけ倍増しているってこと。
しかも、摘発された人の85%は、10代から30代。
若者に浸透しているのさ。

大麻への抵抗感がなくなっている若者

『大麻は安全』という間違った情報が出回っていたり、大麻が合法化されている国が出てきたりで、特に、若い人たちに、抵抗感がなくなっているようだよ。
ただ、それって危ない傾向だよね。
大麻は、昔からゲートウェイドラッグと呼ばれていて、大麻を入口に、より中毒性の強い覚醒剤やコカインに流れていく人が少なくない。
それが若者を中心に蔓延しているのは危惧すべき。

 人気者だった田口容疑者が逮捕されたことはとても残念。
しかし、『あんな風になってはいけない』という風潮は広がって欲しいと思うね。

【解説:フジテレビ 社会部 平松秀敏】

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