スポーツシューズと人気格闘ゲームが異色コラボ 「2.5次元ビジネス」の狙いとは?

カテゴリ:ビジネス

  • 「オニツカタイガー」と「ストリートファイター」がコラボスニーカーを発表
  • カード記載のコードを入力すると ゲーム内のキャラクターがスニーカーを着用
  • リアルとバーチャルのはざまで展開する「2.5次元ビジネス」の狙いとは?

スポーツシューズブランドのパイオニアが、人気格闘ゲームと異色のコラボ!

「オニツカタイガー」×「ストリートファイター」

「オニツカタイガー」×「ストリートファイター」

5月23日、スポーツ用品メーカー・アシックスのシューズブランド「オニツカタイガー」がカプコンの人気ゲーム「ストリートファイター」とのコラボスニーカーを発表した。

自分のスニーカーをゲーム内に登場させる

デザインに関しては、一見通常のスニーカーと同じだが、カードに付いているコードを入力すると、スニーカーをゲームの中に登場させられるようになる。

カードに書かれたコードを入力すると、ゲームに登場するキャラクターに、今回のスニーカーやオリジナルの衣装を着用させることができる。

1949年に生まれた「オニツカタイガー」は、シンプルなデザインや機能性が受け、現在は世界中で人気を博すブランドになった。

スニーカーとゲーム、この異色のコラボにアシックスが乗り出す狙いとは、何なんだろうか?

ゲームを通じてブランド周知

自転車競技を題材にした少年漫画「弱虫ペダル」のミュージカル化に代表されるように、漫画やゲーム、アニメといった2次元の世界を3次元で表現する舞台は「2.5次元ミュージカル」と呼ばれることもある。

その市場規模は年々右肩上がりで、 2017年には150億円を突破し、2010年の19億円から約8倍の規模に拡大を続けている。

リアルとバーチャルのはざまで展開する、2.5次元ビジネス。

アシックスは、急成長を遂げるこの2.5次元ビジネスに着目し、普段スニーカーを履かない人にも、ゲームを通じ、ブランドを知ってほしいという考えだ。

アシックス・庄田良二取締役
私どものオニツカタイガーの商品が、ストリートファイターの中で履かれることによって、2.5次元の世界を表現できます。今回のコラボレーションで、新しい客がオニツカのことをわかってもらえたり、オニツカ好きの客がストリートファイターを始めてみようかというきっかけになればいいなと…

アシックス・庄田良二取締役

ブランドの認知度向上を狙ったこのスニーカーは、7月から世界で5000足限定で発売される。

2.5次元ビジネスの世界観とは?

三田友梨佳キャスター
最近2.5次元俳優という言葉も聞きますが、この世界観を小泉さんはどう捉えていますか?

IoT/AIの専門メディアを運営する小泉耕二氏
アニメやゲームといった2次元のもの、そしてリアルな3次元のものがありますが、2.5次元は2次元の時の背景や世界観を損なわないようにリアルな世界に落とし込んだものだと思いますね

三田友梨佳キャスター
その世界観をどうやったらビジネスに活かせるでしょうか?

小泉耕二氏
これまでだと、流行ったマンガをアニメにして映画にしてグッズで売るという流れがありましたが、これからは、舞台を意識してグッズを用意しておいて、それをはじめから原作で取り込んでいくという流れも出てくると思いますね

(「Live News α」5月23日放送分)

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