眞子さまのご婚約内定から見えてくる、今後の課題は…

お二人のご婚約から見える、皇族の将来

カテゴリ:国内

  • 眞子さまと小室圭さんの記者会見が行われた
  • プロポーズは平成25年の12月のこと
  • 「女性宮家」が今後の課題になる

秋篠宮家の長女、眞子さまのご婚約が内定しました。お相手の小室圭さんは、国際基督教大学の同級生。宮内庁の「ご婚約内定」発表に続き、お二人での記者会見も行われました。

この日のお二人をいろいろチェックしてみました。

緊張感

午前8時45分、小室圭さんは自宅から赤坂の秋篠宮邸に向けて出発しました。車に乗り込む前、報道陣から「おめでとうございます」「おはようございます」と声をかけられましたが、そこで一礼した顔には緊張感が漂っていました。記者会見はもちろんですが、小室さんにとっては天皇皇后両陛下にお会いする緊張ではなかったかと思います。

宮内庁から「ご婚約内定」の発表があり、その直後、眞子さまから両陛下に紹介をされることになっていました。両陛下にお会いし、お話をする...その緊張感は計り知れないものだったでしょう。

記者会見のリハーサルができても、両陛下とのお話は...。しかし、両陛下へのご紹介は、予定の時間を超えて行われました。小室さんはどうだったかわかりませんが、両陛下とのお話は弾んだものになったようです。

プロポーズ

会見の中で、眞子さまは、初めてできちんと話をしたのは平成24年、大学で行われた交換留学の説明会だったことを明かされました。また、お互いに「お付き合いする人は結婚を考えられる人でありたい」という共通認識をお持ちだったということです。

眞子さまは、ご両親も若くして結婚されていることもあり、結婚を若いうちにしたいという願望をお持ちだったのでしょう。

平成25年12月に、食事に行った後、二人で歩いている時、「将来、結婚しましょう」と小室さんがプロポーズ。眞子さまはその場で、受けられたということです。「将来」という言葉があったことは、眞子さまにとっては大切だったように思います。

まだ学生という立場でもあり、少しでも公務という形で皇族としての務めを果たした上での結婚というものをお考えだったことに加え、皇族という立場をゆっくりと二人で考える時間も必要だったのではないでしょうか。

秋篠宮ご夫妻の婚約内定でのお気持ちの中でも「約5年の歳月をかけて、双方の気持ちを確認しながら結婚に向けての話を進めてきました」「二人の意思を確認するのには十分な時間であったことと思います」と述べられています。

お二人の気持ちを大事にされる秋篠宮ご夫妻にとっても、考える時間が大切だと思われていたのでしょう。簡単に会うことのできない二人にとっては、ゆっくりと愛情を確認する時間になったのでしょう。

太陽と月

会見にはいくつかのキーワードが登場しました。

小室さんの座右の銘「let it be」。余談ですが、会見後、この言葉の検索数が急上昇しました。日本語にすると「ありのまま」といったところ。自然体で臨む小室さんらしい言葉かもしれません。

もう一つは、眞子さまが最初に惹かれたのは「太陽のような明るい笑顔」と述べられ、小室さんは眞子さまのことを「月のように静かに見守って下さる存在」と返しているところ。

会見は当初5月にも予定されており、その時点までも、そしてその後も、お二人は打ち合わせをされてきたことでしょう。リハーサルもされたかもしれません。

そして、若さ、明るさに加え、愛情が深くつながっている姿を見せていただきました。

今後の問題は

若い人の仲むつまじいお姿に私たちは、明るい未来を感じることができました。その一方で、皇室のこれからについては、やはり危機感はぬぐえません。

もちろん女性宮家の問題を言っているのですが、このままでは眞子さまが結婚し皇族がまた減少することになります。女性皇族が結婚をすると、皇籍を離脱し、民間人となります。皇族の方々が現在担っていらっしゃる公務は多数あり、将来、皇族が減少し、また高齢化することで、受けられる公務も縮小していかなければいけないことが予想されているのです。

そのための解決策の一つが、女性皇族に結婚後も皇室に残っていただくこと、いわゆる「女性宮家」の制度と呼ばれています。

結婚後も皇室に残っていただくことは、結婚相手の男性や生まれてきたお子さんの身分や地位について考え方も分かれていて、今のところ議論も始まっていません。

例え議論が進み、万が一、眞子さまの皇籍離脱後に何らかの結論が出ると眞子さまと佳子さまで立場に違いが出てくる可能性もあるのです。ご姉妹で立場が違う、というのは避けねばならないことです。

つまり、眞子さまご結婚までに、ある程度の方向性を政府は示す必要があるのです。時間で解決するのではなく、政府として皇室をどのように考えるか、示す時期にきています。