日本の15歳の学力は世界で何位?OECD学習到達度(PISA)15年調査結果が発表

読解力が下落した理由はテスト方式?

カテゴリ:国内

  • 『科学的応用力』は2位に上昇
  • 『読解力』は8位に下落
  • 『数学的応用力』は5位に上昇

『科学的応用力』は2位に上昇

1位 シンガポール ( 3位)
2位 日本 ( 4位)
3位 エストニア ( 6位)
4位 台湾 (13位)
5位 フィンランド ( 5位)
6位 マカオ (17位)
7位 カナダ (10位)
8位 ベトナム ( 8位)
9位 香港 ( 2位)
10位 北京・上海・江蘇・広東( 1位)

11位 韓国 ( 7位)
16位 ドイツ (12位)
25位 アメリカ (28位)

*全72カ国・地域、( )は12年調査
 北京・上海・江蘇・広東は、今年から1つの地域として参加
 ( )は12年の上海の順位

『読解力』は8位に下落

1位 シンガポール ( 3位)
2位 香港 ( 2位)
3位 カナダ ( 9位)
4位 フィンランド ( 6位)
5位 アイルランド ( 7位)
6位 エストニア (11位)
7位 韓国 ( 5位)
8位 日本 ( 4位)
9位 ノルウェー (22位)
10位 ニュージーランド (13位)

11位 ドイツ (20位)
24位 アメリカ (24位)
27位 北京・上海・江蘇・広東( 1位)

*全72か国・地域、( )は12年調査
 北京・上海・江蘇・広東は、今年から1つの地域として参加
 ( )は12年の上海の順位

『数学的応用力』は5位に上昇


1位 シンガポール ( 2位)
2位 香港 ( 3位)
3位 マカオ ( 6位)
4位 台湾 ( 4位)
5位 日本 ( 7位)
6位 北京・上海・江蘇・広東( 1位)
7位 韓国 ( 5位)
8位 スイス ( 9位)
9位 エストニア (11位)
10位 カナダ (13位)

16位 ドイツ (16位)
40位 アメリカ (36位)

*全72カ国・地域、( )は12年調査
 北京・上海・江蘇・広東は、今年から1つの地域として参加
 ( )年は12年の上海の順位


OECD学習到達度調査(PISA)とは、義務教育を終えた段階の子どもが、どれぐらいの学力を身につけているかを見るテスト。15歳が対象で、出題は『科学的応用力』『読解力』『数学的応用力』の3分野。00年から3年に1度実施され、今回の15年調査には、世界の72カ国・地域から、およそ54万人が参加。日本の参加者は、およそ6600人。

日本の読解力は、00年の8位から、03年には14位、06年には15位まで急落。教育界には衝撃が走り、当時『PISAショック』とも呼ばれ、ゆとり教育に対する批判が強まった。

その後『脱ゆとり』に舵がきられ、09年調査では8位までV字回復。それ以降、日本は、3分野ともに、上位クラスにつけていた。

ところが、15年調査で、日本の読解力は、V字回復当時の8位に下落。今回からコンピューターを使ったテストが導入されていて、文部科学省は「日本の子どもは紙のテストに慣れている。コンピューター使用型調査に戸惑ったのが要因ではないか。子どもたちの語彙力低下の可能性も考えられる」と分析している。