イラク情勢 タルアファルの攻撃開始 その意味とは?

イラク第2の都市モスルを「IS=イスラム国」から奪還するため、イラク政権側がモスル西方の都市に展開

カテゴリ:ワールド

  • イスラム教シーア派民兵組織・人民動員隊がタルアファル攻撃を開始
  • イラク第2の都市モスルを奪還する作戦の一環
  • 「IS=イスラム国」の戦闘員が西方のシリアへの逃亡阻止が目的

イスラム教シーア派民兵組織「人民動員隊」が29日、声明を発表。イラク軍に協力して「IS=イスラム国」が支配するモスル西方約60kmの町、タルアファルを攻撃するための作戦を開始した。

映像を見るとT-72 戦車、M1117装甲警備車や、イラク国内で改修が加えられたM113装甲兵員輸送車(写真)など、かなりの武器、兵器が供与されていることがわかる。

イラク部隊はモスル奪還に向け主に東方と南方から攻撃を進めているが、シリア側につながる西側は手薄だった。

イラク政権側がタルアファル一帯を制圧すれば「IS=イスラム国」の補給経路を絶ち、戦闘員が西方の隣国シリアに逃れるのを阻止することにつながる。


(文責:松島 スタッフ:能勢・中西・北原)

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