米政府は評価…安倍首相が訪問する「日米の開戦と終結」のシンボル

真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に建てられたアリゾナ記念館と戦艦ミズーリは太平洋戦争の開戦と終結を物語る

カテゴリ:ワールド

  • ホワイトハウスのアーネスト広報官が「和解の力を示す場」と評価。
  • 訪問するアリゾナ記念館後方には戦艦ミズーリ。甲板上で日本の降伏文書調印式が行われた。
  • 安倍首相の行動と発言が外交的にどういう意味を持ってくるかが関心事項。

ホワイトハウスのアーネスト報道官は5日、安倍首相が真珠湾を訪れることについて、「和解の力を示す場となる」と評価した。その上で「日本の総理とアメリカの大統領が真珠湾で並んで立つ姿は強力な印象を与えるものとなる」と意義を強調した。

安倍首相は、真珠湾にある慰霊施設のアリゾナ記念館を訪問する予定で、関係者からは歓迎の声があがっている。

ところで写真をご覧いただきたい。

真珠湾攻撃によって撃沈した戦艦アリゾナの上に建てられたアリゾナ記念館から望む戦艦は「ミズーリ」で1999年から記念館後方で博物館として公開されている。

戦艦ミズーリ

1945年9月2日、東京湾上に戦艦ミズーリは停泊していた。その甲板上で日本の降伏文書調印式が行われたのだ。

当時の大統領ハリー・S・トルーマンの出身がミズーリ州だったことから戦艦ミズーリが調印式場として選定された。トルーマンは日本への原爆投下を承認した大統領でもある。

太平洋戦争の始まりと終結を象徴する2つのシンボルがある場所を安倍首相は日本の総理大臣として初めて訪れる。

これが外交的にどういう意味を持ってくるかも関心事項となる。


(文責:松島 スタッフ:中西・北原)

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