「盗んだ探査機は返してもらわなくて結構」 トランプ次期大統領が中国をけん制

南シナ海で中国軍に奪われた米国海軍の水中探査機を返還すると中国が発表、それに対しトランプ氏は…

カテゴリ:ワールド

  • 15日アメリカ海軍の調査船が南シナ海の公開上で水中探査機2機を回収中、1機を中国軍の艦船に奪われる
  • 17日中国国防省は探査機を返還することを決めたと発表、同時にアメリカを非難
  • アメリカは返還に合意した一方、トランプ次期大統領は挑発的物言いで中国をけん制した

アメリカの無人水中探査機(写真)を中国が返還する。
南シナ海の公海上でアメリカ海軍所属の海洋調査船「ボウディッチ」が15日、探査機2機を回収中に中国軍の艦艇が接近し、残った1機を奪われた。

中国国防省は17日、探査機をアメリカに返還することを決定したと発表、その上でアメリカ軍が南シナ海で行っている偵察行動と軍事的な測量に対して「断固反対する」と述べ、中止するよう求めている。
今回の問題ではアメリカ国防省が「国際法に違反している」と中国に抗議していた。

「返還」に合意した一方、トランプ氏は「中国が探査機を盗んだ。前代未聞だ」とツイッターで非難していたが、さらに「盗んだ探査機は返してもらわなくて結構だと中国に言うべきだ。持たせておけ!」とコメントし、南シナ海での実行支配を強める中国を挑発的な物言いでけん制している。
中国軍との活動が活発化することでアメリカとの摩擦がさらに強まっている。
(文責:松島 スタッフ:能勢・中西・北原)

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