沖縄米軍「北部訓練場」一部返還も、翁長知事は記念式典への出席を拒否

オスプレイが運用されるヘリコプター発着施設の移設が条件。

カテゴリ:国内

  • 22日、在日米軍施設の一部が返還された。沖縄県内のアメリカ軍基地の2割に相当する4000ha
  • 返還の条件はヘリコプター着陸施設:ヘリパッド(写真上)の移設でオスプレイが運用される
  • 菅官房長官は記念式典で「沖縄の負担軽減に大きく資する」と成果を強調、翁長県知事は抗議の集会に参加

22日、沖縄県内で最大の在日アメリカ軍施設「北部訓練場」が一部返還され記念式典も開かれた。
返還されたのは北部訓練場の敷地の半部を超える約4000haで沖縄県内にあるアメリカ軍基地の約2割に相当し、沖縄本土復帰後最大規模の返還となった。北部訓練場の一部返還は1996年に合意され日本政府は返還対象地域にあったヘリコプター着陸施設:ヘリパッドの移設作業(写真上)を進めてきた。

下のオレンジ色の部分が返還される区域で移設対象のヘリパッドが紫色の点、移設先のヘリパッドが赤い点になる。

ヘリパッドではオスプレイが運用されることから激しい抗議活動が続き、政府は全国の機動隊を動員して工事を進めてきた。オスプレイの不時着・大破事故のあと県民の反対を押し切って飛行を再開したアメリカとそれを容認した政府に怒りの矛先を向けられていて翁長知事は記念式典への出席を拒否し、抗議の集会に参加している。
式典で菅官房長官は「本土復帰後最大規模のものであり沖縄の負担軽減に大きく資するものだと考えております」と成果を強調している。

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