北朝鮮・金正恩委員長「大陸間弾道ミサイル開発が最終段階にある」と発言

1月1日金正恩朝鮮労働党委員長が新年の辞を発表、トランプ次期米大統領は「起こりえない」とツイート

カテゴリ:ワールド

  • 金正恩委員長「開発中の大陸間弾道ミサイルの発射試験がすでに最終段階にある」と発表
  • トランプ次期大統領はツイッターで「そんなことは起こりえない」と書き込み、さらに「中国はアメリカから巨額の金の富を奪っているが北朝鮮問題では協力しない」と中国を名指しで非難
  • 大陸間弾道ミサイルが固定された場所から発射するものか、あるいは移動式かによって実現性も脅威も変わってくる

北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの開発が最終段階にあると発表した。
金正恩朝鮮労働党委員長は1月1日、新年の辞を発表し、昨年を「東方の核強国、軍事強国として舞い上がった」と振り返った上で、開発中の大陸間弾道ミサイルの発射試験がすでに最終段階にあるとした。

また韓国については南北関係改善・統一が基本的な立場だとしながらも、朴大統領を名指しで「反統一売国勢力」と批判し「粉砕のために全民族的闘争を力強く行わなければならない」と述べている。

それに対しアメリカ次期大統領トランプ氏は2日のツイッターで「北朝鮮はアメリカの一部に到達する能力がある核兵器開発の最終段階だと宣言したが、そんなことは起こりえない」と書き込んでいる。

北朝鮮はこれまでに固定した場所から発射するテポドンの衛星打ち上げを行っている。また2015年10月の軍事パレードでは移動式発射機を使うKN-08、KN-14(写真)という長距離弾道ミサイル(最大射程6,000㎞以上)計画の存在を示している。

金正恩委員長が発言している大陸間弾道ミサイルが固定された場所から発射するものか、それとも移動式なのか…それによって実現性も脅威も変わってくるだろう。
(文責:松島 スタッフ:能勢・中西・北原)

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