爆買いは終わり?春節で日本にやってきた中国人ウォッチ

「春節」の大型連休が、27日から始まった。

カテゴリ:話題

  • 春節の大型連休で中国人600万人が海外へ
  • 観光庁によると「爆買い」は一段落している
  • お台場・新宿など大勢の中国人…消費マインド喚起は?

日本は人気2位

中華圏の旧正月にあたる「春節」の大型連休が、27日から始まった。

中国の大手旅行会社が発表した推計によると、この大型連休の前後に海外を訪れる中国人旅行客はおよそ600万人で過去最多になる予想だという。

渡航先ランキングの1位はタイ。日本はそれに次ぐ2位で、3位以降は、アメリカ、シンガポール、オーストラリアと続いている。

旅行客1人が使う金額は、およそ25万円で、消費総額は1兆6000万円にのぼると予想されている。

「爆買い」は期待できない?

ただ、必ずしも「爆買い」が期待できる状況ではない。

観光庁によると、去年1年間に外国人観光客が日本で使った金額は、3兆7476億円。前の年に比べ7.8%増え過去最高となった。

しかし、1人あたりが使った金額では15万5896円と11.5%減少している。中でも落ち込みが激しいのが中国人観光客だ。彼らが日本で使った一人あたりの金額は、18.4%の減少となった。減少幅はほかの国と比べても最大で、「爆買い」は一段落したと言える状況になっている。

これまで中国人観光客はブランド品や家電製品などの高額商品をまとめ買いする傾向にあったが、食事やレジャーなどに嗜好が変化しているという。

中国人の心をつかめるか

それでも、中国人観光客の数の多さは、依然として大きなビジネスチャンスだ。春節初日の27日昼時にお台場の商業ビルのフードコートを訪れてみると、中国人観光客で満席状態となっていたし、近くのドラッグストアは免税を求める行列ができていた。

夜は新宿と品川のホテルやレストランをいくつかのぞいてみたが、こちらもかなりの数の中国人観光客の姿があった。

確かに「爆買い」の代名詞とも言える「大きな買い物袋を提げている人」はあまり見かけなかったが、来日して初日という人が多いからというのもあるだろう。

免税品を購入した中国人観光客

お台場のフードコートやドラッグストアなど中国人観光客で行列のできている店には、中国語のメニューや商品紹介が大きく掲げられている。また、食料品店では中国人観光客にお土産として人気と言われるグラノーラが見やすい位置に山積みされていて、もくろみ通り中国人が集まっていた。中国語ができるスタッフを置いているショップもやはり人気だ。

「中国人シフト」で心をつかんでビッグチャンスをものにできるか。春節の大型連休は2月2日まで続く。