怪しい場所の体当たりルポが話題!漫画家・カメントツさんが語る“危ない話”

ネット漫画界の風雲児・カメントツさんに根掘り葉掘り、聞いた。

カテゴリ:話題

  • 漫画を描こうと思ったのはツイてない人生だから
  • 自己啓発セミナーに行ったら、ハニートラップを仕掛けられた
  • 今後は死ぬ間際の人に話を聞きたい

ネットで話題の当事者にいろいろ伺う「バズりびと」のコーナー。
今回は、自己啓発セミナーなど怪しい場所を潜入取材した体当たりルポ漫画が話題の漫画家・カメントツさんをスタジオにお招きし、“潜入取材のウラ話”を聞いた。

インターネット界を暴れまわる覆面漫画家

カメントツさんは、2015年から「オモコロ」にて漫画家としての活動をスタート。
現在は、「オモコロ」だけでなく、漫画サイト「サンデーうぇぶり」でも様々な取材を漫画にし、連載している。

漫画を描こうと思ったのはツイてない人生だから

古市憲寿:
漫画はなんで描こうと思ったんですか?

カメントツ:
僕、基本的にツイてない人生なんですよ。
すごいトラブルメーカーだし、行く先々でツイてないことが起こるので、それを「オモコロ」の編集長に話したら、「それをネタにしたら、ネタだらけの人生になって、プラスに働くよ」って言われて、「あぁ」って思って…。

古市:
どんなツイてないことがあったんですか?

カメントツ:
人生の中で一番ツイてないなって思ったのは、2回連続で彼女を違う男に奪われちゃったりとか、そういうことはありましたね。
お花見に行けば雨が降り、運動会ではコケてとか、そういう地味な小ネタが…。

催眠療法を取材したら、催眠術にバッチリかかった

古市:
カメントツさんはいろんなヤバイところに潜入取材してるんですよね。

カメントツ:
そうなんですよ。

潜入取材の様子を漫画にしたのが『カメントツのルポ漫画地獄』だ。(今年4月に単行本化)

鈴木理香子アナウンサー:
「ヒプノセラピー」という催眠療法をやってみたということですが、これはどういうことですか?

カメントツ:
これは本当に「無茶苦茶やろう」って言って、オモコロの編集長の原宿さんにやらされた企画なんですけど、要は退行催眠っていうんですか? 自分の潜在意識の中に潜っていって、自分のトラウマとか、やる気が出ないとか、そういうことの原因を追っていくみたいなものです。

古市:
実際にどうでしたか?

カメントツ:
いやぁ、びっくりしましたね。絶対に催眠術にかからないと思っていたんですよ。
そうしたら、ばっちりかかっちゃいましたねぇ。

古市:
かかるんだ。

カメントツ:
そうなんですよ。催眠術って本当にかかるみたいで、今回、こっそり取材用に録音してたんですよ。
その録音を知人とか担当編集者さんと聞いていたら、聞いてる人も催眠状態になっちゃったりして、音声だけでもかかるんだなぁってことにびっくりしましたね。

自己啓発セミナーに行ったら、ハニートラップを仕掛けられた

カメントツ:
いわゆるインチキっぽいところになるべく行こうとしたんですけど、生徒が僕ともう一人しかいなくて、もう一人がサクラでハニートラップを仕掛けてこようとしていましたね。

鈴木:
17万円もしたの?

古市:
17万円を払えば、付き合えるかのような夢を与えてくるんですよ。

カメントツ:
そうそう。「私、このクラスを受講するんだけど、一人じゃ寂しいから一緒に受けようよ」って言われるんですけど、17万円ですね。6日で17万円とかだったかな、たしか。
やっぱり漫画家って女の人に免疫がないので、コロッていきそうだなって思いましたね。

今後は死ぬ間際の人に話を聞きたい

鈴木:
今後、やってみたい取材っていうのはあるんですか?

カメントツ:
取材ものの面白さって、人の取材をミニマムに表現するっていうところで、人間ってやっぱり面白いので、そういうところをたくさん続けられたらなぁとは思いますね。

古市:
これはやってみたいというテーマはありますか?

カメントツ:
モラル的な問題もあると思うんですけど、死ぬ間際の人とかにどういう気持ちなのかっていうのを聞いてみたかったりとかはしますね。

あとは死刑囚とか。僕らって絶対に死ぬじゃないですか。
そういうものをリアルに感じている人にお話を聞いて、知の集合知みたいな感じにして一冊の本にできたら、すごくうれしいなっていうのは、ボヤって考えてますけどね。


(執筆:FLAG7)