個人戦だけどチーム戦!新種目「マススタート」ってどんな競技?

佐藤綾乃選手と高木菜那選手が出場予定

  • 今大会から採用された「マススタート」
  • 複数の選手が同時にスタート
  • 個人戦だがチーム戦の要素もある

平昌オリンピック、大会15日目。

2月24日夜に行われるスピードスケートの新種目「マススタート」。

今大会から採用されたこの競技に、現時点で日本からはパシュートで金メダルを獲得した佐藤綾乃選手と高木菜那選手が出場するとみられている。

佐藤選手は2017年のワールドカップ(W杯)で優勝、高木選手は世界距離別スピードスケート選手権大会で2位だった。

男子は、ウイリアムソン師円選手と土屋良輔選手がエントリーしている。

個人戦でもありチーム戦でもある「マススタート」

マススタートは、各国最大で2人の選手が出場できる。

同時に、複数の選手がスタートして、400メートルのトラックを16周する。

1周目は集団で滑走し、より良い位置を得るために加速することは禁止されているため、この規則を違反すると失格となる。

大人数で一斉に滑るため、激しい接触や転倒も起こるという。

1周目が終わり、2周目に入ると加速することができる。

4周目、8周目、12周目と4周ごとに上位3人の選手には、トップから5点、3点、1点と中間ポイントが与えられる。

また、フィニッシュした順番に最終ポイント(60点、40点、20点)が合算され、順位が決まる仕組み。

最終ポイントが高いため、最終的にはトップでフィニッシュした選手が優勝となるようだ。

個人戦でもあるが、同じ国の選手が協力し合うこともできる競技。

同じ国の選手と勝たせるために、チームプレーのような戦術を繰り広げたり、突然スピードを変えて相手を揺さぶるなど、チーム戦の要素もあるため、氷上での心理戦も見どころとなっている。

パシュートでは、美しい隊列と高速の先頭交代を武器に金メダルを獲得した、最強日本チーム。

冬季オリンピック史上最多のメダル獲得数を更新できるか、期待される。

(執筆: editors room)