【パラアスリートの言魂】クロスカントリースキー川除大輝

将来のエース候補!クロカンは辛いけど楽しい!!

  • クロカンは自分にとって一番輝ける場だと思ったので続けている
  • 最初はストックを持つこともできず、何十回も転んだりした
  • みんなと一緒にやってきたから続けられた

今回の平昌パラリンピック日本代表団の中で17歳と最年少の川除大輝選手。

小学校1年からクロスカントリーを始め、今や将来のエース候補だ。

みんなにチャンスの場をしっかり掴んで欲しい

身長160センチの川除大輝選手の第一印象は、とってもシャイでおとなしい少年だった。

「生まれつき両手足の一部がなく、クロスカントリースキーを始めた頃はストックが持てなくて一歩進むのがとても難しく何十回も転んで大変だった」と話す彼はどことなくうつむき加減。

しかし「みんなチャンスがあるなら、チャンスをしっかり活かせるようにしてほしい」と力強く話す。

「クロカンは自分にとってのチャンスの場でした。一番輝ける場だと思ったので、今クロスカントリーを続けている」

そう話す川除選手がクロスカントリーを始めたのは小学1年生の時で、最初はストックを持つこともできず、何十回も転んだりしたそうだ。

しかし小学校4年生のときに出会った、2010年バンクーバーパラリンピック・クロスカントリー10kmクロスカントリー1kmと2種目で金メダルをとった新田佳浩選手の影響で、本格的に競技に進んでいき、13歳のときには障害者スキーW杯旭川大会にオープン参加するまでになった。

みんながいるから続けられた

「クロスカントリーは楽しい?」と聞くと、「競技中は苦しくて辛いけど、クロカンだけしかない上り下りがとっても魅力的で、そういう所が楽しいです」と正面を向き楽しそうに話してくれた。

ノルディックスキー日本代表の荒井秀樹監督は「みんな可愛がっていて、それでいて彼自身のパフォーマンスの高さもありますんでね」と皆に愛される川除選手の魅力を伝える。

「多分一人でやっていたら、ここまでやってないと思うんですけど、やっぱりみんなと一緒にやってたから続けられたんだと思います」

今では憧れだった新田選手と同じ日立のチームに所属して、平昌パラリンピック代表として将来のエース候補にまで成長。

「平昌パラリンピックでは入賞して、その4年後の北京パラリンピックではメダルを取りたい。みんなに恩返しをしたいなと思います」

そう言う顔は自信が溢れている様に見えた。


川除大輝(カワヨケダイキ)

2001年2月21日生まれ 17才 富山県立雄山高等学校
日立ソリューションズ「チームAURORA」所属

生まれつき、両手足の指の一部欠損。小学校低学年でクロスカントリースキーを始める。
昨年、平昌で行われたW杯で7位と健闘。現在は平昌パラリンピックに向けて調整中。


(PARA☆DO!:毎週水曜夜10時54分放送
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(執筆:PARA-DO)