“唾吐き迷惑男”を逮捕…逃げられない理由もわからない“ご近所トラブル”の恐怖

カテゴリ:国内

  • 他人の家に唾を吐きかけた続けた男…数年前にも同様の容疑で逮捕
  • 男の自宅周辺では「落書き」「動物の餌投げ入れ」被害も相次ぐ…
  • “ご近所トラブル”で怖いのは「理由が分からず難癖をつけられる」

雨の日でも…防犯カメラが捉えた陰湿な行為

4月、福岡市の住宅に設置された防犯カメラに映っていたのは、とんでもない男の姿だった。

家の門に近づくと、身をかがめて口から何かを吐き出した。

そして、男は別の日にも腹をさすりながら門へと近づき、門の内側、つまり家の敷地内に唾のようなものを吐きかけていたのだ。

迷惑極まりないこの“唾吐き男”。
雨の日には、わざわざ傘を差してまで同様の行為に及んでいた。

警察は5月8日、近くに住む49歳の無職の男を4月25日から3日間に渡って他人の敷地に唾のようなものを吐いたとして、福岡県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕した。

男は、調べに対して「逮捕されたのは分かるが、誤解である」と供述し、容疑を否認している。
しかし、この男は3年前と2年前にも同様の嫌がらせをした疑いで逮捕されていた。

さらに、男の自宅周辺である福岡市城南区では、この他にも「アパートの壁の落書き」などの迷惑行為が相次いでいる。別の住民からは「動物の餌が投げ入れられる」といった通報が、4月だけで数十件寄せられた。

被害にあった近隣住民はこう証言する…

近隣住民:
卵を投げつけられた、窓に。それで、施主が塀を作ってくれたんですよ。塀を作ってくれたものの今度はその塀をガンガン叩くんです。 

騒音・境界線だけじゃない  “ご近所トラブル”事例

いつ巻き込まれるか分からない”ご近所トラブル“。

こういった相談などを受け付けている日本法規情報が行ったアンケートによると、「経験したご近所トラブル」として、「騒音」が30%、「敷地の境界線問題」が17%、「ゴミの捨て方」が13%と、これら上位3つが約6割を占めている。

一方で「理由が分からないが難癖をつけられる」が11%と、約1割の人が理由も分からないままご近所トラブルに巻き込まれていることが分かった。

街で取材をすると、次のような声が聞かれた。

マンションに住む20代女性:
玄関の隣の窓に傘をかけてるんですけど、それをよく折られてるから、誰がやってるのかなって(防カメを)つけようと思ったことがある。

一軒家に住む50代女性:
荒波を立てたくないから、よっぽどひどくない限りは、見て見ぬふりをしちゃうかもしれない。

今回、唾のようなものを敷地内に吐きかけられた被害者と容疑者の間にトラブルは確認されておらず、一方的な嫌がらせとみられている。

(「Live News it!」5月9日放送分より)

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