「#嫁グラフィー」で妻の写真を投稿!あなたは「あり」?「なし」?

今、SNS上で人気のハッシュタグ「嫁グラフィー」をご存知だろうか?

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「嫁グラフィー」とは、夫が自分の妻をモデルにして撮影し、SNSなどに投稿すること。
 
夫が撮った“個性あふれすぎる写真”が数多く投稿されている「嫁グラフィー」だが…そもそも、なぜこのような投稿が人気となっているのだろうか?
 今回の『ココ調』では、「嫁グラフィーはあり?なし?なぜ妻を撮影し、投稿するのか」を徹底調査した。
 

まずは街頭調査から。
 
20代女性:
全世界に発信してるんですよね?めっちゃ嬉しくないですか?

50代男性:
なし!!

30代男性:
ありですね。
 
 30代女性:
意識してきれいにしようとか、太らないようにとか、そういうのもあるかなと…

番組が行った10~80代の男女300人へのアンケート調査の結果は、「嫁グラフィーあり派」が全体の84%

 さらに年代別に見てみると、10~20代は「あり」が94%、30~40代では78%、50代以上では67%と、どの年代も圧倒的多数が「あり」との結果に。

「あり派」の理由トップ3を年代別に見てみると…
 
 【10~20代】
 「愛を感じる」「思い出になる」「仲良し自慢」
 
【30~40代】
 「愛を感じる」「思い出になる」「会話のきっかけになる」
 
 【50代以上】
 「会話のきっかけになる」」「仲良し自慢」「ほほえましいから」

 
という結果に。
 

一方、「なし派」の意見は
 
 【10~20代】
 「自己満足だから」「拡散が怖いから」「恥ずかしいから」
 
 【30~40代】
 「拡散が怖いから」「恥ずかしいから」「自己満足だから」
 
  【50代以上】
 「拡散が怖いから」「人に見られたくないから」「自己満足だから」
 

「嫁グラフィー」夫がアップする理由は…

「あり派」が多数という結果は出たが、「ドン引きですね!」「全世界に発信しなくていいです…」など、SNSでの拡散を嫌がる声も多かった「嫁グラフィー」。
 
では、実際に「嫁グラフィー」を撮影している人は、なぜモデルに妻を選び、発信しているのだろうか?
山形県庄内町に住み、2ヶ月前から嫁グラフィーにハマっているという青木さん夫婦に聞いてみた。
 

「自分も知らない間にハッシュタグがつけられていた」という、妻の愛里春(ありす)さん。
 しかし、プロのカメラマンを夢見る夫の拓哉さんのため、しぶしぶ公開に同意したという。

カメラに視線を向けて照れ笑いのような表情を浮かべたり、両手を広げたポーズで風に吹かれる、自然体な愛里春さんの「嫁グラフィー」。

子育てに奮闘中の愛里春さんへの感謝の気持ちをこめ、これらを撮影しているという拓哉さんだが、全世界に愛里春さんの写真を発信する理由とは…

青木拓哉さん:
僕の写真がどんどん上達するにつれて可愛くなっていく妻を見てもらいたいですし、夢をかなえるきかっけになるといいなと思って。
 

写真を公開することで次の作品を撮るモチベーションが生まれるという拓哉さん。
 「嫁グラフィー」を見た人から「拓哉さんに撮ってほしい」というコメントが寄せられることもあり、モデルをつとめる愛里春さんも「一番嬉しい」と笑顔で話してくれた。

 そんな、夫婦へのプラスが詰まっているように思える「嫁グラフィー」。
 撮影の際、拓哉さんが意識しているテクニックは3つあるという。
 

1つめは、「日頃の感謝と褒め言葉」。
ファインダーを覗きながら「かわいい!ありがとう!」などの声をかけるのが、ひとつのポイントのようだ。

2つめは、「季節感がわかる場所や思い出の場所で撮影する」こと。
そして3つめは、「主役の奥さんはカメラの真ん中で撮影する」ことだ。

夫婦関係にもプラス効果?

他の投稿者によると、投稿の理由は「今まで夫のために地道に働いてきた妻をみんなの主役にしたい」「お互いの浮気を防止する役目になっている」など色々だが、それぞれにメリットがありそうな「嫁グラフィー」。

では、「嫁グラフィー」をすることで、夫婦にとって本当にいい効果はあるのだろうか?
「出産を機に夫婦の時間が減ってしまった」という小林さん夫妻に協力していただき、「はじめての嫁グラフィー」でどんな効果が生まれるのか確かめてみた。

妻・舞さん:
旦那さんが奥さんを撮って(SNSに)アップしてるの。ちょっと上げてみない?

夫・由明さん:
だめ。
 
妻・舞さん:

嫁グラフィーやってくれる?

夫・由明さん:
何なん本当に…撮るのはいいけど、怪しさ満開ですけどね。
 

「嫁グラフィー」に乗り気ではなさそうな由明さんだったが、強引なおねだりで渋々OK!
後日、初デートの場所で2人の思い出の地だという葛西臨海公園で「はじめての嫁グラフィー」に挑むことに。
 
 さっそく、「嫁グラフィー」の3つのテクニックを押さえながら挑戦してもらうと…

夫・由明さん:
もうちょっとこっち向いて。

妻・舞さん:
難しいんだよね…角度とか言って!

夫・由明さん:
そのまま回って!はい、いいよいいよ!

家では無口だった由明さんからは、“嫁グラフィーポイント”の「褒め言葉」も自然に飛び出し、なんとポージングの指導まで。
撮影途中、雨が降り出すハプニングにも、両手で雨粒を受けるポーズを提案するなど、アドリブの披露も…

「嫁グラフィー」の撮影を終え、舞さんは「初デートのことを思い出す余裕はなかったです!」と笑う舞さんに対し、由明さんも「リベンジできるといいですね」と笑顔のコメント。
 
もしかしたら、夫婦円満に一役買うかもしれない「嫁グラフィー」。
GWに挑戦してみてはいかがだろうか?

(「めざましテレビ」『ココ調』4月26日放送分より)

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