わずか258gで誕生!あす元気に退院へ…
今年2月慶応義塾大学病院で268gで生まれた“奇跡の赤ちゃん”が無事退院したニュースがあったばかりだが、それより小さな赤ちゃんの話題が飛び込んできた。
この記事の画像(8枚)関野竜佑ちゃん。
去年10月、長野県で生まれた竜佑ちゃんの成長記録には、「22cm 258g 生まれてきてくれてありがとう」の文字があった。
笑顔で竜佑ちゃんを抱っこする母親の関根俊子さんは…
母・関野俊子さん:
ずっしり!最初は感覚がないくらい軽かったので…
通常より10週以上早い、妊娠24週5日で誕生した竜佑ちゃん。
体重258g・身長22cmという大人の手のひらほどの小ささで、病院によると、元気に退院できるようになったケースとしては「世界最小体重の男の子」だという。
母親の俊子さんは、竜佑ちゃんがおなかにいる時に「妊娠高血圧症候群」を発症。
竜佑ちゃんの成長に影響が出る恐れがあったため、病院は緊急帝王切開に踏み切ったのだ。
その後、竜佑ちゃんは新生児集中治療室での慎重なケアを経て体重3374g・身長43.5cmまで成長。
4月20日に生後6か月で元気に退院できることになった。
会見で、竜佑ちゃんの両親はこれからの生活について…
母・関野俊子さん:
あまりの小ささと、肌が透き通っていて、さわったら壊れそうなくらいで…竜佑に面会で会うたびに涙が止まらない状態で不安ばっかりだったんですけど…お風呂に入ったり一緒に寝たり、通常の生活をするのが何より楽しみです
父・関野康平さん:
普段のことを普段のようにできるように、ゆっくり見守っていきたい。
(「Live News it!」4月19日放送分より)