「ジャンプ」と「マガジン」が“無料購読”の背景にあるもの 

カテゴリ:国内

  • 50年以上ライバル関係の「ジャンプ」と「マガジン」が奇跡のタッグ
  • 連載中の164作品の一部を同じサイトで無料購読
  • 出版不況の起爆剤となるか…6月10日までの期間限定コラボ

永遠のライバルが奇跡のタッグ

8日の会見に登壇したのは、少年漫画誌の2大巨頭「ジャンプ」と「マガジン」の編集長2人。

「少年ジャンマガ学園記者発表会」

そこで発表されたのは、50年以上ライバル関係を続けてきた2誌の初めての共闘事業「少年ジャンマガ学園」。

「ジャンマガ学園」HP 「(c)少年ジャンマガ学園製作委員会」

同じサイトで無料購読

このサイトでは、ジャンプの超人気漫画「ONE PIECE」や、実写化で話題を呼んだマガジンの「進撃の巨人」など、現在連載されている164作品の一部をスマートフォンやパソコンで無料で読むことができる。

また、豪華賞品がもらえるキャンペーンや、読書感想文などのイベントも実施。

サイトの対象を22歳以下に設定し、普段、漫画を読まない若い世代を取り込む狙い。

「週刊少年ジャンプ」編集部・中野博之編集長
 「漫画界の歴史の1ページに刻まれるような、大きな企画

週刊少年マガジン編集部・栗田宏俊編集長
打倒『週刊少年ジャンプ』でずっと仕事をしてきたので、マジかと思った

長年、しのぎを削ってきたジャンプとマガジンだが、出版不況が続く中、発行部数は減少。
その流れは単行本も同じで、紙媒体の市場規模は、4年前と比べて3割以上落ち込み、2017年には電子版に初めて抜き去られた。

出版不況で発行部数が減少する中…

紙の低迷を、電子版で補う形になっている漫画市場。
今回のサイトでは、続きが読みたいユーザーをそれぞれが運営する有料サイトに誘導する仕組みになっている。

中野編集長
エンターテインメントが多様化する中で、『マガジン』と『ジャンプ』はライバルではあるが、一緒に漫画を盛り上げていく仲間

「週刊少年ジャンプ」編集部・中野博之編集長

栗田編集長
50年以上歴史のある雑誌が組むということは、非常に意義のあること

週刊少年マガジン編集部・栗田宏俊編集長

6月10日までの期間限定で誕生した、夢のコラボ。
はたして、不況にあえぐ漫画市場の起爆剤となるか。

(「Live News α」4月8日 放送分)

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