引っ越しが大きく変わる!

脱営業とシェアが効率化の鍵

カテゴリ:国内

  • ・引っ越し代が半分以下になる!? 新たなサービス誕生
  • ・ビッグデータ活用で営業コストの大幅減に成功
  • ・複数客がトラック共有で効率的に稼働

引っ越し業界が大きく変わる!? 



段ボール25個と自転車などを運んでもらった  一人暮らしのこちらの女性。
他社での見積もりは6万円台だったといいますが… 
「2万でやってもらえたのでよかったです」 
約3分の1の価格に。 
引っ越し業界が大きく変わる !?
そんな新たなサービスが始まった。




 今年1月から始まったばかりの引っ越しサイト 「Hi! Move(ハイムーブ)」。 
このサービスが、運送業者の人手不足を背景にした「引っ越し難民問題」を救うという。 
それを可能にしたイノベーションが “営業の排除”。
一般的に、引っ越しの時によく使われるのが一括見積もりサイト。 
客からみれば比較ができて便利なサイトだが、引っ越し会社からみると常にライバル会社と 
比較される上に見積もりをするために 下見に行く必要があるなど 
多くの人手やコストがかかる割に、  客を獲得するのが難しい側面がある。

「業者側はそもそも営業する必要がなくなります。 我々が代わりにお客様に対応して  引越しの契約まで決めてしまいますので、
  それをお渡しするだけですから  彼らからすると、タダで見込み客を対応することができる」

 ハイムーブは11の引っ越し会社と利用客を 仲介するサービスだが、 引っ越し会社に話を通す前に見積もりをして 契約までしてしまう。 
 その鍵となるのがビッグデータの活用。

ビッグデータの活用と、トラックのシェア

利用客が住所や間取りを入力し、引っ越しで運ぶ大きな荷物などの写真を撮るだけで見積もりが完了する。

実はハイムーブを運営する『グライド』は引っ越し一括見積もりサイトも運営している。そこで培ったビッグデータを活用し、利用者の撮った写真だけで見積もりができるようにしたのだ。これにより引っ越し会社は営業コストを大幅に削減することに成功した。だが、それだけではない。もうひとつのイノベーション「トラックのシェア」。

通常、近距離での引っ越しは客がトラックを借りきるために1軒ごとにしか作業ができない。しかしハイムーブでは複数の客が1台のトラックをシェアします。これによりトラックを無駄なく、効率的に稼働させることが可能になり、引っ越し会社のさらなるコストダウンにつながった。

ビッグデータの活用とシェアで業界を劇的に変え、利用客にも恩恵をあたえる新たな取り組み。現在は首都圏を中心にした単身向けのサービスですが今後全国に展開していく予定だという。

番組コメンテーターの松江英夫氏は

「これは物流だけのマッチングだけではなく、ユーザーの手間などを代行しているのがポイントだ。たとえば一人暮らしの人だったら、片づけから含めてお願いしたいなど、これからはもっと代行するものが増えてくる。こういった所にも新しい業者が参入してくることになれば、物流や引っ越しの業界が変革されていくと思う。物流には生産性が低いという業界独自の悩みがあり、実際、色々なサービスを無償でやっている。だから、色々やって大変な割にはお金にならない。今回のようなサービスで工程ごとにサービスが可視化されれば、価格も見えるようになり、ユーザー側も気持ちよく払えるし、業者の方も堂々とサービスの料金を請求できるようになる。サービスの可視化によって、物流業界も健全な発展を遂げることができるのではないか」とコメントした。

(「Live News α 」4月5日 放送分より)

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