復職率100%!女性が活躍する企業の秘訣とは

カテゴリ:ビジネス

  • 「働き方改革」「人手不足」が叫ばれる中、産休、育休から復職率100%の企業がある
  • 残業ゼロ、ベビーシッター費用を会社が負担!
  • 必要な制度には出費、そのかわりママでも特別扱いはなし!

ママ社員もそうでない社員も“平等に働く”企業

育児休暇から復職したあと、どう働くか?
ある企業を取材すると  そのヒントが見えてきた。  

「ランクアップ」

化粧品の開発および販売を手掛けている東京都中央区にある株式会社ランクアップ。
ママ社員も、そうでない社員も、平等に働く企業だ。

宣伝部(既婚・子どもなし・28):
業務には差がないと思う。ママだから軽くなるということはない

宣伝部(既婚・子どもなし・28):
そんなにサポートしている感覚はない

赤ちゃんをあやしながら、メークレッスンに耳を傾けるママたち。

実はこれ、下地クリームや毛穴クレンジングなどの化粧品を手掛ける「ランクアップ」という会社が開いた、育休中のワーキングマザー「ワーママ」のためのメークレッスン。

「ワーママ」のためのメークレッスン

残業ゼロ。定時と時短の差も少なく… 

社員60人のうち、47人が女性で、その内の半数以上の25人は「ワーママ」。
ランクアップでは、産休や育休からの復職率が100%を達成している。


一体、なぜ可能なのか。

「ワーママ」が続けやすい環境を整えるために、まず作ったのが、残業ゼロ

時短の「ワーママ」社員が16時ごろに帰るのに対し、定時は17時半に設定。
勤務時間の差を、できるだけ少なくした。

女性社員47人のうち、25人が「ワーママ」

海外事業部(独身・42):
前の会社(IT企業)だと、早く帰りやがって、と思ったりした

宣伝部(独身・34):
そんなに時間の差がないので、不平不満が出にくい

「不平不満が出にくい」

ベビーシッター費用を会社が負担!

さらに復職率100%を支える大きな秘密が…

宣伝部課長(子ども5歳と2歳・34):
制度で一番助かっているのが、ベビーシッターの補助の制度です

「子どもが熱を出したけど、どうしても仕事が抜けられない」とき、ランクアップでは、ベビーシッター費用を会社が負担。個人負担は、1回たった300円。

会社が負担する費用は、多い月には20万円以上に上ったことも。

「制度で一番助かっているのがベビーシッターの補助制度」

かなりの費用負担だが、ランクアップ・岩崎裕美子社長は、
子どもが風邪をひいて大変なのは小さい時だけ。その小さい時に会社がバックアップすれば、社員は辞めなくて済む」と話す。

ランクアップ・岩崎裕美子社長

「ワーママ」が安心して仕事をするために、必要な制度には出費を惜しまない。だからこそ、ママだからといって特別扱いはしない。

目指すべき目標も成果も、みな平等。

「変わらない仕事の内容と責任がうれしい」

妊娠9カ月半の女性は、
「妊娠がわかってからとわかる前と、変わらない仕事の内容と責任の重ね方をしていただいているのが自分にとってはうれしい」と笑顔を見せる。

また、二人の子供を育てる宣伝部課長の女性は、「ママになっても仕事をバリバリやるのをあきらめなくてもいいところがモチベーションが上がる」と話す。

「ワーママ」も、そうでない社員も、平等で差がない。
そんな環境があるからこそ、育休からの復職率100%が実現するのかもしれない。

(「Live News α 」4月4日 放送分より)

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