【独自】「かなりアホ」「パニックにさせる」…振り込め詐欺グループのマニュアルに書かれた手口

カテゴリ:国内

  • 3月にタイで不法就労の疑いで逮捕された日本人グループ15人
  • タイから日本に電話をかけ振り込め詐欺を繰り返していたか
  • 「かなりアホ」独自入手したマニュアルには、信じられない文言…

タイで逮捕された日本人詐欺グループの犯行マニュアル

「かなりアホ」「裁判になるぐらいなら払う。」

これは、振り込め詐欺団とみられるグループが、電話をかけた相手の印象など個人情報を克明に記した手書きのメモ。このメモは3月29日、タイ警察当局が不法就労の疑いで逮捕した日本人グループ15人が住んでいたパタヤ郊外のアジトから押収されたもので、FNNが今回独自に入手した。

アジトからは電話十数台なども押収され警察当局はタイから日本へ電話をかけ、振り込め詐欺を繰り返していたとみて調べを進めている。

その犯行を裏付けるとみられる手書きのメモ。
1枚の用紙に隙間なく書かれ相手の氏名や年齢、携帯電話の番号のほか細かい住所、また電話での印象などが記されている。

80歳男性に関するメモには「かなりアホ」「激熱」

また56歳女性については
「裁判になるぐらいなら払う」「話は聞いてくれる、素直」などと書かれていた。

巧みに個人情報を聞き出すマニュアル

これらの個人情報を引き出すにあたり日本人グループはうまく聞き出すポイントが書かれたマニュアルを利用していたとみられている。

そのマニュアルには
「客が冷静なままでは返金トークが刺さりませんので必ず押し問答を続け、パニック、興奮状態、不安にさせておくように心がけてください」
と記されていた。

さらに、こちらのペースで話を続けることや、客の話を途中で切っていくことでより早くパニック、興奮状態になります…などとも書かれていた。

一方でマニュアルには、パニック状態のさせすぎにも注意が必要と記載されている。

「パニックになりすぎると警察や誰かに相談したり電話を切られたりしてしまいますのでほどよく追い込むこと。」


逮捕された日本人グループは、現地に滞在した今年1月から3月までのおよそ3か月間で1日あたり約500万円を騙し取り、総額2億円以上を騙し取ったとみられている。

日本の警察当局もこれらの資料をすでに入手していて被害者の特定を進めるとともにタイに捜査員を派遣することも検討している。

(「Live News it!」4月4日放送より)

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