4月1日「令和」に決まった新元号の選定作業で、政府が「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」の5案も候補にしていたことがわかった。

政府関係者によると、元号の選定作業は2月頃から始め、「令和」を含む6つの案が固まったのは、発表の1週間ほど前だったという。

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「英弘(えいこう)」は日本最古の歴史書・古事記が出典。「久化(きゅうか)」は中国の古典から。「広至(こうし)」は日本書紀と中国の古典「詩経」が出典。「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」は中国の古典に由来する。

一方、1日開かれた有識者の懇談会では「元号の出典は日本の古典がよい」とする意見が多く出され…

「令和」については、9人中少なくとも7人が賛成していたこともわかった。

新元号の考案者について、菅官房長官は2日午前の会見で…

菅官房長官
新元号の考案者の氏名等については公表を差し控えさせていただきます。考案者が氏名の秘匿を希望されております

政府は、「令和」を含む6つの元号案の考案者などを明らかにしない方針だが、「令和」は、日本文学者の中西進 大阪女子大名誉教授が考案者との見方が広がっている。

(Live News days 4月2日放送より)