多様化するビールを楽しむ新しい提案とは。

ビールと料理のペアリング

東京・代官山でクラフトビールを提供する「スプリングバレーブルワリー東京」で、週末、開かれたのが、スプリングバレーの「豊潤496」と13日に発売する白ビール「シルクエール」の体験会。

まろやかでこくのある「豊潤496」と比べ、「シルクエール」は原料に小麦を使用し、爽やかな飲み口ながら、あと味に苦みがくるのが特徴。

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この2つは、ちょうどワインの赤と白のように全く異なる味わいのビール。

体験会では、おいしく飲める注ぎ方をレクチャーしながら、それぞれの違いや良さを感じてもらう試みが行われた。

医療系(49):
全然、今までとビールの味わい方が違った。また家でビールに合う料理を作ってみたいなと思った。

今回のイベントのメインが、ビールと料理の相性、ペアリング。
ワインのように料理と合わせた多様な楽しみ方の提案だ。

白身魚と赤身肉。白いカレーに赤いカレー。

2つのビールと、それぞれ色が近いもの同士や、似た風味のもの同士のペアリングに加え、ビールに合わせるものとしては、あまりにも意外なレモンケーキにみたらし団子も。

それぞれ味の相乗効果や調和、変化が楽しめるというが、参加者が気になった組み合わせは…

印刷業(23):
ムニエルと白ビールの組み合わせが個人的に一番おいしくて好きだったので参考にしたい。

メーカー営業(24):
豊潤496とバターチキンカレー。あと意外だったのが、シルクエールの白とレモンケーキ。シルクエールの最初の味がさっぱりしているので、最初レモンケーキの味が来るんですけど、あとからビールを感じる。マッチングというのが面白かった。

メンテナンス業(49):
豊潤496とみたらし団子。飲んだあと、ビールが違った味に変化する。しょうゆと交わって、フルーティー感がより増すというか、そういうおいしさがありました。

この体験イベントの狙いとはー

スプリングバレーブルワリー ブランドアンバサダー・中水和弘さん:
ビールって苦みだけじゃなくて、甘みだったり、酸味だったり、色も黄金色のものもあれば、白も黒もいろんなものがあるので、ビールってレパートリーがあって楽しいんだよと。ビールも実はワインと同じように料理と合わせると、こんなに楽しいんだよということを広げたい。