楽しみながら防災について学んでもらおうと、山形市の道の駅で「防災フェスティバル」が開かれた。

このイベントは広域的な防災拠点機能を持つ道の駅として、国から「防災道の駅」に認定されている道の駅やまがた蔵王が、楽しみながら防災意識を高めてもらおうと開いた。

会場には県内外の防災・減災に取り組む企業のブースが並び、災害時に家電製品に電力を供給できるプラグインハイブリッド車の展示のほか、防災食や簡易トイレなど
様々な商品が展示されている。

簡易ベッドやテーブルなど、誰でも簡単に組み立てられる段ボール製の防災家具。実際に使い心地を体験することができる。また道の駅やまがた蔵王が常備する防災グッズ。熱中症患者の体全体を冷やす熱中症救護袋と赤ちゃん用の簡易ベビーベッドが
紹介されている。そのほか、5年間常温で保存でき、温めなくてもそのまま食べることができる非常食なども注目を集めていた。

(道の駅やまがた蔵王・青木哲志駅長)
「最近は全国どこでもいつ災害が起こるか分からない状況なので、身近な問題として防災を感じて欲しい」

防災フェスティバルは2日まで開かれている。

さくらんぼテレビ
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