岩手県北上市では11月13日、自転車で地域を巡るサイクルツーリズムの催し「希望の襷 北上ライド新城100」が初めて開催されました。
全国から訪れたサイクリストたちが晩秋の北上を駆け抜けました。
この催しは、県の内外から北上市に訪れる人を増やし地域の活性化につなげようと、2022年に初めて開催されました。
コースは、日本人で初めて自転車レースの世界最高峰「ツール・ド・フランス」を完走したプロロードレーサーの新城幸也選手が監修し、新城選手本人もゲストライダーとして参加しました。
13日は100キロと65キロの2つのコースに、東北はもとより全国から約500人が出場。
午前中、霧がかかるあいにくの天気でしたが、自然豊かな北上の街をぐるりと駆け抜けました。
また、コースの途中には北上市特産の二子さといもを使った芋の子汁などのグルメをふるまう休憩所も設けられ、参加者が舌鼓を打っていました。
青森からの参加者
「エイドの食事もとてもおいしくてよかった」
宮城から参加の兄弟
「まだまだあるけれど100キロ頑張りたい」
「坂がありちょっときつかった。楽しかった」
新城幸也選手
「僕が参加するからエントリーしたという人にも会い、うれしい限り。たくさんの人に北上に来てライドしてもらいたい」
参加した人たちは晩秋の景色の中、思い思いのペースでサイクリングを楽しんでいました。