参議院選挙について詳しくお伝えする「もっと投票の前に」。
17日は、社民党と日本保守党などの動向をお伝えします。
社民党・福島党首:
今度の参議院選挙、社民党、生き残りをかけた戦いです。
「生き残りをかけた戦い」と訴える社民党は、今回の選挙結果次第では、国政政党の資格を失ってしまうため、強い危機感がにじんでいます。
社民党の前身の社会党は、野党第一党を長く続け、委員長だった村山富市氏は1994年、首相に就任しました。
しかし、現在、社民党の国会議員は3人で、公職選挙法の国政政党の要件を満たすには、今回、3人以上当選するか、2%以上の票を獲得する必要があります。
比例代表に有名タレントの候補を立て、生活と平和を守ると訴え、「崖っぷち」の戦いを続けています。
日本保守党・百田代表:
自公政権のムチャクチャを止めることができたら、まだ日本は復活する余地があります。
一方、2024年の衆議院選挙の結果を受け、政党要件を満たした日本保守党は、国政政党として党勢拡大を目指しています。
保守層の支持を期待する日本保守党は、「移民政策の是正」などを訴える一方、自民党との対立構図を明確にしています。
さらに食料品の消費税ゼロを訴え、幅広い支持の獲得を狙っています。
再生の道・石丸代表:
生産性の向上しかないんです。すべての礎となる教育、これを最優先します。
チームみらい・安野代表:
なぜ今、新党チームみらいが必要なのか。今こそ日本が変わるべき時だからです。
この他、「教育を最優先」として教育人材・内容・環境の拡充を訴える政治団体「再生の道」や、「テクノロジーで未来をかえる」と訴える「チームみらい」も参戦し、各党、各団体の攻防が続いています。