新型コロナ対策などの予算で、無駄な支出がないかを検証する政府の「秋のレビュー」が始まった。

河野行政改革相「国民の利便性の向上と行政の効率化、限られた資源を最大限有効に使う、これを同時に達成をしていかなければならない」

11日から始まった国の事業について、有識者を交えて公開で検証する「秋のレビュー」では、最初に事業者を支援する新型コロナの「持続化給付金」について、事業の外注を重ねたことによる無駄な支出の検証などを行った。

有識者「さすがに9次(請け)は行き過ぎだと思うが」

中小企業庁「結果として9次下請けまで行ったのは、結果、適切ではないと思っている」

有識者からは、「複層的な再委託は、委託先での費用が不透明になりやすい」などの指摘が出た。