三菱電機は、兵庫・尼崎市の工場などで、下水道の使用料の一部を27年間で約14億円支払っていなかったと発表した。

下水道使用料の未払いがわかったのは、尼崎市にある三菱電機の伊丹製作所を含む4つの工場と研究所など。

尼崎市には、下水量の算出で水の蒸発分を差し引く制度があり、三菱電機は水の蒸発を利用した空調設備を用いていたことから、1994年に制度の認定を受けていた。

しかし、その後、空調設備の更新で水の蒸発量が減り続け、最終的に制度の適用外となったにも関わらず、見直しの申告をしていなかったという。設備内から出た地下水の下水への排出についても申告が漏れていたとしている。

申告漏れは、三菱電機内で行っていたコスト削減の検討の過程で、工場などの水道使用料について調べていたなかで判明した。未払いは1994年4月から2021年12月までの約27年間で約14億3000万円に上っているということで、三菱電機は、尼崎市に9月末までに支払うとしている。