国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長が23日、首相官邸を訪れ、新型コロナ感染のため、公邸からオンラインで公務にあたっている岸田首相を表敬した。
パーソンズ会長は、モニター越しに岸田首相に対して、「早く回復すること、症状が重くならないことを心から祈っている」と伝え、岸田首相は謝意を述べた。
また、パーソンズ会長は、24日で開幕から1年となる東京パラリンピックをめぐり、「日本人、日本の社会、日本国に対して、心より御礼を一人一人に申し上げたい」などと述べた。
岸田首相は、「パラスポーツの一層の振興を行い、障害の有無に関わらず誰もが生き生きと活躍する共生社会の実現や、スポーツを通じたまちづくり、国際交流の推進などに取り組んでいきたい」と強調した。