アメリカの6月の消費者物価指数の上昇率は約40年ぶりの高い水準となり、景気後退への懸念が高まっている。
アメリカ労働省が13日発表した6月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べて9.1%の上昇となり、1981年11月以来の高い伸びとなった。
これを受けて市場では、FRB=連邦準備制度理事会がインフレ抑制のため7月27日の会合で通常の4倍にあたる1%の大幅利上げに踏み切るのではとの見方が強まっていて、景気後退への懸念が高まっている。
またアメリカとの金利差がさらに広がれば円安がさらに進む可能性がある。