北朝鮮が、14日に発射した弾道ミサイルの可能性があるものについて、現時点では日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したと推定されることがわかった。複数の政府関係者が明らかにした。
一方、松野官房長官は会見で、発射時刻について午後2時50分頃と述べ、関係機関から被害の報告などがないことを明らかにしたが、落下推定地点や、発射数は「詳細について分析中」と述べるにとどめた。
そのうえで、「これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国と地域の平和と安全を脅かすものであり、我が国を含む国際社会全体にとっての深刻な課題」として、情報の収集・分析と警戒監視に全力を挙げる姿勢を示した。