人気の「ファミチキ」が品薄になっている。

主な輸入元タイでの新型コロナウイルスの感染拡大が原因で、影響はクリスマスのチキンにも広がる見込み。

かりっとした衣に包まれた、やわらかでジューシーな骨なしの鶏肉。

ちょっとスパイシーな味付けが絶妙なファミリーマートの人気商品「ファミチキ」。

しかし、一部の店舗では、ファミチキが品薄だと知らせる貼り紙が出ていた。

街では「いつもあるものだと思っちゃうので、それはショックかな」、「言われてみれば、少ないイメージはあります」などの声が聞かれた。

ファミリーマートによると、タイで製造しているファミチキの販売数を減らすなどの調整を先週から行っているという。

理由は、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、タイの工場の人手不足や原材料の不足が続いているためとしている。

セブン-イレブンで人気のホットスナック「からあげ棒」。

同じくタイ産の鶏肉を使っている。

この商品も、一部のエリアで一時的に供給の滞りがあるとして、現在、在庫の調整を行いながら対応しているという。

日本は、焼き鳥やから揚げ用などに加工された鶏肉を、海外から1年間におよそ50万トン、タイはこのうち、およそ6割以上を占める最大の輸入元となっている。

タイ産の鶏肉不足は、わたしたちの食卓に影響を及ぼすおそれがある。

東京・練馬区のスーパー「アキダイ関町本店」では、タイ産の鶏肉は100g60円程度と、国産鶏肉のおよそ120円の半額程度で売られていた。

そのお手頃な人気商品が、棚から消えてしまった。

アキダイ・秋葉弘道社長「9月になって全然来ないし、10月になったら、ばーっと来ない。ここ1カ月以上ない状態です」

また、クリスマスに向けて、タイ産のローストチキン500本の仕入れを卸売会社にお願いしたところ...

アキダイ・秋葉社長「タイ産のローストチキンが1本も入らないという連絡が来まして」

クリスマスのチキンにも影響が出そうな、タイ産鶏肉の不足。

ファミリーマートでは、クリスマスシーズンに十分な数を確保できるように販売数量を調整していて、12月中旬には、通常の販売に戻れる予定だという。