高岡市の伝統行事、高岡御車山祭で検討されていた女の子の祭りへの参加は、今年は見送られました。
13日開かれた高岡御車山保存会の理事会で決まったもので、伝統を守るために女の子の参加には反対する町もあって、今年5月の祭りでは女の子の参加が見送られることになりました。
高岡御車山祭で山車に乗ってご神体を見守る役割は、慣習として男の子に限られていましたが、少子化や男女平等への意識の高まりもあって、女の子の参加を認めるかどうかを去年から保存会が話し合ってきました。
近年は、男の子がいない町もでてきていて、保存会では来年以降も検討を続けていくとしています。
*高岡御車山保存会 志甫和彦会長「とにかく今年は女児は乗せないと(決まった)。時代が時代だから女児を乗せた方が良いという意見と、伝統と神事は大切にしたいという意見と差がある」