アメリカのトランプ大統領は、ウクライナ和平をめぐる交渉について、ロシアは「強い立場にある」と述べ、ゼレンスキー大統領に対し和平案の受け入れを求めました。
トランプ大統領は、ニュースサイト「ポリティコ」が9日に公開したインタビューで、ウクライナ和平をめぐる交渉について、より強い立場にあるのは「疑いの余地もなくロシアだ」と語りました。
さらに、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、アメリカが提示する和平案を「まだ読んでいない」と改めて非難するとともに「物事を受け入れ始めるべきだ」と述べ、和平案の受け入れを迫りました。
トランプ大統領:
ゼレンスキー氏は、本腰を入れて物事を受け入れ始める必要がある。彼は負けている。
トランプ氏はまた、「プーチン大統領とゼレンスキー氏の憎しみの度合いが非常に大きい」と述べ、交渉の難しさをにじませました。
さらに、ウクライナでは「長い間選挙が行われておらず、民主主義ではない段階に達している」とも語り、大統領選挙を実施する必要性を訴えました。