防衛省によると、9日午前から午後にかけて、日本海から飛行してきたロシアのTu-95爆撃機2機が、東シナ海で中国のH-6爆撃機2機と合流し、東シナ海から四国沖の太平洋にかけて長距離にわたる共同飛行を実施しました。
中露の爆撃機が沖縄本島と宮古島間の往復を飛行した際には、中国のJ-16戦闘機4機も合流し、一時は中露あわせて8機が共同で飛行しました。
航空自衛隊は、戦闘機をスクランブル(緊急発進)させて対応し、危険な行為は確認されませんでした。
中露の爆撃機による共同飛行は2024年11月30日以来ですが、防衛省は「我が国に対する示威行動を明確に企図したもの」と分析しています。
写真提供:統合幕僚監部
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