青森県で震度6強を観測した地震発生から24時間が過ぎ、被害状況が明らかになってきました。
8日夜、青森・八戸市で最大震度6強を観測した地震。
地震発生から一夜明け、各地の被害の状況が明らかになりました。
八戸市の中心部では、ビルの外壁などがはがれて地面に散乱。
市内のショッピングセンターでは天井が崩落。
崩れ落ちたがれきやクリスマスの装飾が店内に散らばっていました。
青森市では地震の影響とみられる火事があり男性1人が病院に運ばれるなど、北海道、青森県、岩手県でこれまでに合わせて52人がけがをしました。
気象庁はこの地震で大規模地震が発生する可能性が高まっているとして、初めて北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表。
対象地域は北海道から千葉県までの主に太平洋側の182の市町村。
「自らの命は自らが守る」との考えのもとで、気象庁は1週間程度の防災対応を求めています。
具体的には、揺れや津波が起きたときすぐに逃げられるような服装で就寝することや身分証や貴重品、防寒具など非常持ち出し品の準備なども必要です。
政府はこうした防災対策をした上で、社会活動を継続するよう呼び掛けています。