ノーベル賞の授賞式を10日に控え、日本人受賞者の2人はスウェーデンの日本大使館が主催するレセプションに出席しました。
9日に生理学・医学賞を受賞する大阪大学の坂口志文特別栄誉教授と、化学賞を受賞する京都大学の北川進特別教授が訪れたのは、スウェーデンの日本大使公邸です。
会場には2人の親族や大学の関係者、スウェーデン政府の関係者ら約200人が集まり、受賞決定を祝いました。
大阪大学・坂口志文特別栄誉教授:
今後、我々は科学と社会の間のさまざまなコミュニティーにおける架け橋の構築に、一層貢献できることを願っている。
京都大学・北川進特別教授:
私が成し遂げたのは自分の努力だけではない。個人の努力というよりは、先人たちの努力の集大成だ。
受賞者がノーベル博物館のカフェの椅子の裏にサインをする恒例行事にちなんで、大使館の椅子にサインをするセレモニーも行われ、2人とも笑顔で応じていました。
日本時間の11日未明には、授賞式と晩さん会が行われます。