12月9日、新潟県弥彦村で児童が考案したスイーツのPR試食会が開かれました。児童たちは、地域の特産物について理解を深めたほか、自分たちで何かを作り出す喜びを感じていました。
9日、弥彦小学校の児童が開いたのはスイーツのPR試食会です。
【藤森麻友アナウンサー】
「エクレアやパイ・みたらし団子、スイーツがズラリと並んでいます。実はこちらのスイーツ、全て児童が考案したんです。おいしそうな甘い香りが漂ってきます」
弥彦小学校は地元の特産物について学び、その魅力を発信する力を身につけてもらおうと、5年生が地元産のイチゴや枝豆などを使ったスイーツの商品化に挑戦しました。
9日は考案した商品を店舗で販売してもらおうと、地域の人を招きその魅力をPR。
【児童】
「このエクレアには弥彦産の越後姫が使われていて、クリームとの相性が抜群です」
さらに、この日は地域の専門学校生の力を借りて実際に完成したスイーツを地域の人とともに試食。
【地域の人】
「とてもおいしい。すぐ商品化できると思う」
【地域の人】
「子どもたちと村で働く人たちがお互いに協力しあうというのはすごく素晴らしい取り組みだなと思う。(地域の)農産物なども知ってもらい、誇りのある故郷だと思ってもらえればうれしい」
地域の人も太鼓判を押す出来となったスイーツ。
【児童】
「みたらしがとても甘くて、だんごもモチモチしていておいしかった」
【児童】
「自分たちで作ったものが商品になって、すごくうれしい」
【児童】
「(手に取った人に)また買いたいなと思ってもらいたい」
【児童】
「味良し、見た目よし」
児童たちは地域の特産物への理解を深めるとともに、自分たちの手で何かを作り出す喜びを感じたようです。