早くも2026年の恵方巻き商戦がスタート。
節約志向をにらんだコスパ重視の恵方巻きが注目されています。
大手スーパー「イオン」では、26種類の具材が入った太さ14cm、重さ1.7kgのごくぶと巻、たっぷりのズワイガニを使用した1万円の恵方巻きなど、ぜいたくな品をそろえる一方で、マグロやエビ、イクラなどが入った海鮮恵方巻きは、米の量を減らし太さを6.5cmから5.5cmに。
さらに、サーモンを漬けマグロに、かんぴょうを刻みたくあんにするなど、具材の組み合わせを見直して前年より400円以上値下げしました。
イオンリテール 食品本部デリカ商品部・金子聡部長:
価格を見直したのは、リニューアル含め4品目。買いやすい価格へ引き下げて、そしてたくさん食べていただきたい。
また2026年の節分は平日とあって、前倒しての週末パーティーを見込んだシェアできるラインアップを強化。
コスパ良く自由に楽しみたいという人には「タコス恵方巻」も提案しています。
物価高で注目が高まるコストを抑えた恵方巻き。
ローソンは、通常の恵方巻きに加えて、2026年初めてカルローズ米を使用した恵方巻きを販売します。
具材にクリームチーズマヨネーズを合わせた洋風仕立ての恵方巻きで、使用する米に比較的安価なカルローズ米を10%ほどブレンド。
これにより価格を1割ほど抑えることができ、定番商品で最安値のサラダ巻きより60円安くなっているんです。
相次いで登場するコスパ重視の恵方巻き。
2026年は南南東の方角を向いて食べるのがいいということです。