アメリカ・ニュージャージー州で事故現場に駆け付けた警察官が目撃したのは、煙に包まれた車です。

先に到着していたもう1人が懸命に窓ガラスを割ろうとしますが、なかなか割れません。
そうこうしている間に、煙が辺りに充満していくのが確認できます。

ドライバーは果たして無事なのでしょうか。

次第に煙の量が増え、警察官の足元にも火が燃え広がり、危険が刻一刻と迫ります。

運転席側の窓ガラスをたたき割ると、すぐさまドライバーの男性を引っ張り出して救出。
その瞬間、炎が運転席周辺を包みました。

2人目の警察官が到着してから救出まで、わずか1分間の出来事。
まさに間一髪でした。

救出された男性はぐったりとした様子で意識を失っています。

現地メディアによりますと、26歳の男性は運転中に体調を崩し、木に衝突。
すると、男性が持っていたスマホが事故を検知し、自動的に緊急通報をしたということです。

その後、車両は瞬く間に火に包まれ全焼。
救助された男性は重傷を負ったものの、回復に向かっているということです。