12月8日の地震の影響で札幌市内のホームセンターでは9日、ポータブルストーブや非常食などを買い求める人が急増しました。
「ジョイフルエーケー屯田店に来ています。災害時でも使える石油ポータブルストーブのコーナーはきのうの地震を受けてすでに在庫が少なくなっています。こうしたポータブルストーブの売れ行きは伸びていますか」(糸口真子アナウンサー)
「きょうは問い合わせが多く非常に売れています」(ジョイフルエーケー屯田店廣地和弘さん)
「中でもおすすめのものはありますか」(糸口アナウンサー)
「電池レスポータブルというストーブがあります。通常は乾電池で着火するんですが(ハンドルの)手回しで点火ができる、より災害向けの石油ストーブ。人気ですね」(廣地さん)
「暖かさはどれくらい続きますか」(糸口アナウンサー)
「だいたい15~18時間くらいの燃焼ができます」(廣地さん)
「いまの季節のような寒いとき、避難所にも持って行けるような暖房器具はありますか」(糸口アナウンサー)
「避難所ということでしたらこちらのカセットガスストーブがおすすめです。持ち運びも楽々できます。灯油を使うストーブだとにおいの問題もありますが、このストーブだとにおいの心配も軽減されますので避難所で使うのにおすすめです」(廣地さん)
「カセットコンロ(を買いに来た)。ほしいと思っていた。きのう大きな地震があったから早く買わなきゃと思って。(胆振東部地震での)ブラックアウトみたいに困ることになると思ったのでちょっとだけ急いで買いに来ました」(買い物に来た女性)
「非常食(を買った)。ちょうど赤ちゃんの離乳食が始まっていて大人も食べられるんですけど小さい子も食べられるように備えておこうかなと」(幼児の母親)
「備蓄用の食料も買い求める人は多くなっていますか」(糸口アナウンサー)
「非常に多い印象を受けています」(廣地さん)
「中には品薄状態になっているものもありますが、種類はかなり多いですね」(糸口アナウンサー)
「パン類もカレーなどもあります」(廣地さん)
「こちらはお湯で15分、水でも作れるんですね」(糸口アナウンサー)
「ちょっと時間はかかりますが水でももどすことができる、おいしい非常食です」(廣地さん)
「そのまんまパスタ?」(糸口アナウンサー)
「水もお湯も要らない非常食です」(廣地さん)
「(開封して)すごく良い香りがします。もうすでに出来上がってますね。ショートパスタにボロネーゼがしっかりからまってます。3年後まで食べることができるんですね」(糸口アナウンサー)
「今回のような大きな地震ですと気になるのは家具の転倒です。防止するグッズは?」(糸口アナウンサー)
「家具転倒防止ポールはたいへん人気です。家具と天井の隙間に応じて最適なものを選びます」(廣地さん)
「これはいったい何ですか」(糸口アナウンサー)
「地震が来て揺れたときにロックがかかる商品です。食器棚などの扉が開いてしまったときに(中のものが)飛び出てケガをするケースがありますが、それを防止することができます」(廣地さん)