70cmの津波を観測した久慈港(岩手県久慈市)からFNN取材団の井上智晶アナウンサーが中継で伝えます。

国内で最も高い70cmの津波を観測した久慈港からお伝えします。

停泊している底引き網漁船は津波警報が発表されたあと、沖に避難をしていましたが、その後、水揚げを終えて戻って来ました。

久慈市によりますと漁港施設への被害はなく、魚市場での競りも12月9日は、通常通り行われたということです。

また久慈市漁協が力を入れているギンザケの養殖についても、被害が無かったことが分かりました。

久慈市では震度5弱を観測し、門前地区では水道管が損傷しました。

工事業者からは「水道の本管が年月が経って腐食して穴が開いて、水が吹き出てきたのかなと、上がるくらい」などの声が聞かれました。

周辺の5世帯で一時断水しましたが、9日午後3時ごろに復旧作業が完了しています。

久慈市では防災無線で1日に3回、1週間にわたり注意を呼び掛けることにしています。

岩手めんこいテレビ
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