鹿児島市では８日から９日朝にかけて３件の火事があり、桜ケ丘では住宅１棟が全焼し、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。
この家に１人で住む９０歳の女性と連絡が取れておらず、警察が遺体の身元確認を進めています。
９日朝８時半過ぎの鹿児島市桜ケ丘の火災現場です。
住宅から赤い炎と黒い煙が激しく上がっています。
警察と消防によりますと、９日午前８時２５分ごろ、鹿児島市桜ヶ丘３丁目で「家の中から煙が出ている」と近くの住民から消防に通報がありました。
火は約２時間半後に消し止められましたが、この火事で無職、峯元清子さん（９０）の木造２階建ての住宅１棟約１００平方メートルが全焼し、焼け跡の台所付近から性別不明の１人の遺体が見つかりました。
峯元さんは一人暮らしで、現在、峯元さんと連絡が取れていないということです。
住民
「黒い煙がボンボンと上がっていて、『火事だよ』と言いながら走ったら、隣に住む女性が出てきて通報していました。（火元の住宅に住むのは）年配の方で１人暮らしです」
現場は住宅街で、隣接する複数の住宅の一部も焼けたということです。
警察は見つかった遺体の身元の確認を進めています。
